紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

柿を試しに直売所出荷したら・・・ & 病院でPSA検査

2019年12月14日 | 我が家の食&漬物作り

・・・・・直売所①:試しに柿を10袋出荷したら・・・・・

農産物の栽培は自分だが、直売所で販売するのは家内。その家内の判断は、「富有柿も直売所へ出荷する」だった。出荷して売れ残れば夕方に引き取らねばならない新鮮野菜は面倒なので出荷しないが、柿は1週間に1回の引取なので了解した。

2つの直売所に出荷しようと防除・施肥歴などを記入して提出しようと思ったら、記入したカレンダーが用済み処分されていた。やむなく提出のいらない直売所だけに出荷することにした。

みかん主産地なのに、柿も出荷している農家が結構多いのは知っていた。ただ、相場がわからなかったので適当に値段を決め、3~4個を1袋に入れて試しにと10袋出荷した。

今朝は2つの直売所へのさつま芋出荷もあったので、運搬係で家内に同行した。

<開店前の「みかん・柿などのバラ売りコーナー」:ミカンよりは少なかったが、柿もたくさん出荷されていた。こんなにたくさん並んであれば、そうそう売れるとは思えない・・・>

 

<別の直売所の開店前風景>

 

・・・・・直売所②:お昼時のことだった・・・・・

「今、メールが入ってきて、午前中に柿が6袋売れた」「あんなに何人もの人が柿を並べていたのに、6袋も売れるなんて・・・」と家内。「引取日まで、まだ1週間あるし、すぐ補充品を用意して。持って走るから」と。

1個1個、大きさや品質を品定めしながら3~4個分を計量し、15袋分を用意した。

 

ここからの袋詰めやシール貼り作業は、家内の役割。しばらくすると、補充品を積み込み直売所へ向かう軽トラのエンジン音が聞こえてきた。


・・・・・直売所③:夕方のことだった・・・・・

2つの直売所からの売上メールをみながら、家内が言った。

「柿、初日で14袋も売れたで」「明日、さつま芋10袋ずつを2カ所と柿10袋を補充しに行く。夕食が済んだら準備して!」と。

「エー 夜なべすんの? 倉庫の中、寒いで・・・」

「売れたら、持って行かなアカン!」

トタン屋根で足元がコンクリートですきま風の入る倉庫は冷える。風邪をひかないようジャンパーを着こんだ。今宵は近隣のみかん農家並みの夜なべ作業となった。

売上メールが家内のスマホに入る都度、ワクワクする。たくさん売れると嬉しい。2人で盛り上がる。

でも、夜なべまでするって、家庭園芸の域を超えてるじゃん! と思いつつ夜なべした・・・


・・・・・ PSA(前立腺特異抗原)検査結果・・・・・

午前中、近くの病院に検査結果を聞きに行った。

数値が4.0以上は「前立腺ガンの疑いあり」。8年前に生検で細胞検査した時は、異常なしだった。以来、年に数回、PSA検査をし、数値が急激に上昇しないかをチェックしている。

今回の数値は、過去最高だった。「生検して細胞検査せなアカンと言われるかも」と固唾をのんで医師の言葉を待った。過去8年間の検査結果はExcelの折れ線グラフにしてあったので、医師に見せた。

医師:「上がったり下がったりしているし、今回、そんなに突出して上がったわけではないので、数か月後のPSA検査数値で様子を見ましょう」

病院内での待ち時間にスマホでNHKニュースをみていたら、「がん5年間の生存率は全体で66.4%。最高は前立腺がんの98.8%」の記事が目に入った。

万一、前立腺がんになっても、ほぼ100%近くの人が5年以上生きているんや。ホッとしつつも、やっぱり数値の上昇が気にかかる・・・