昨日の夕方から雨が降り出した。今もシトシト降っている。
久しぶりの雨だけに、ノンビリの1日となりそう。いつもノンビリだが、雨が降るとノンビリの気分がなぜか格段に違う。
・・・初詣って・・・
お正月の風物詩となっている「初詣」。
お寺のお坊さんの話では、『檀家はお正月に「神社」へ初詣するのではなく、「お寺」に参拝すればいい』とのこと。
そうは言っても神仏混合の歴史があるだけに、「初詣」は檀家の「お寺」だけでいいと思っている人は少ない。
先日、たまたまテレビで知ったことだが、「初詣」は明治時代に京急電鉄が営業戦略として使い始めたとのこと。最初は「初詣り」と言ったそうな。
「初詣」が宗教上の儀式や教義でなかったとしても、今や「初詣」はお正月の風物詩になっている。
「1年の計は元旦にあり」とも言う。「初詣」は電鉄会社の思惑以上に、人の心にピッタリはまったのかも知れない。
・・・我が初詣・・・
どこで「初詣」するかは、人それぞれ。
地元の「氏神様」、檀家である「お寺」、或いは遠くの「神社・お寺」など、信仰度合で千差万別。
さて、我が初詣は・・・
地元神社の氏子であり、お寺の檀家でもある自分。別に信仰している神道もある。
「初詣」の意味や風潮がどうであれ、寒い中、人混みの中を「神社」や「お寺」に出向いて参拝する気にはなれない。若い頃のような彼女とデート気分で「初詣」に行ったようなモチベーションも今はない。
我が家の神棚には、暮れの12月に祀った伊勢神宮の「天照皇大御神様」と地元神社の「氏神様」の「御神札(お札)」がある。
我が家の仏壇には、「阿弥陀如来」様も祀られている。
宗教・信仰は、形式よりもお賽銭よりも心のありようが肝心。
伊勢神宮・地元神社・お寺に行かずとも、元旦に「神棚」と「御仏壇」に参拝すれば、それが「初詣」だと我が心が囁いてくれる。もしかしたら怠惰な性分が発する屁理屈かも・・・
・・・神棚に祀った「御神札」・・・