紀州・有田で田舎暮らし

思いつくままに野菜や果実や漬物を作ったり、時には青春する心を求めてさ迷ったり、気ままに田舎暮らしを楽しんでいます。

冬野菜 段取り八分

2020年09月14日 | 家庭園芸&直売所

近所のおばちゃん達、畑に植えていないのを知っていて「もう 白菜植えた? 大根は?・・・」と声をかけてくる。

皆、自分がズボラな家庭園芸ぶりなのを知ってくれていて、聞いてくれているのではなく、「大根・白菜、ボツボツ植えなアカンで!」と教えてくれている。ときには、「白菜、蒔くのが遅くなったら巻かんで!」とも忠告してくれる。

ご近所さん達が、盆明けから白菜やキャベツをポットで育苗しているのは知っている。

気ままでズボラな家庭園芸だけに、薬剤散布などの最低限の作業以外、猛暑の8月に野外で作業なんてするはずがない。

 

・・・畑に出ようという気が湧いてきた・・・・

台風9・10号が抜け、ようやく過ごしやすくなったので野外に出ようと思ったら、今度は急な雨ばかり。

今日、やっといい天気になった。でも、このいい天気も2~3日の間だけらしいので、あわてて冬野菜を植える段取りをした。

何をするにも段取り八分と言う。

先日、大根・白菜・キャベツ・レタスの種は買ってあったが、どれくらい作るかによって畝の準備作業が変わってくる。

何粒の種が入っているか袋に記載があった。あれっ、以前は容量だけだった気がするが・・・親切になったのかも・・・有難い!

徳用袋の大根は「390粒」と記載されている。昨年は徳用袋で440粒を植えたが・・・ 

いずれにしろ、「麹漬け」を大量に作るので、1粒蒔きで「約400本」の大根を作らなくっちゃ。1畝7mに2筋植えするとして、3畝準備するか。

白菜は「220粒」か。効率重視で手抜き栽培が得意の自分。育苗なんてしない。直播オンリー。1ヵ所2粒蒔きすれば「110個の白菜」が作れる。白菜漬けを作るには十分。1畝13mに2筋植えするとして、2畝準備するか。

キャベツは「150粒」か。これも直播や。30個もあれば充分や。種を残してもしゃーないから、1ヵ所3粒蒔きして間引くか。1畝13mの半分で充分や。

レタス、どっさりの種が入ってるけど、とりあえず50個ほど作るか。種が胞子みたいで掴みにくいし、ピンセットで植えなアカンし・・・ポットで育苗するか直播するかは思案どころ。とりあえず畝はキャベツと1畝13mを半分ずつや。

冬野菜の栽培計画が頭の中で描けたので、作業にかかった。

今日は、有機石灰と化成肥料を撒き、管理機で耕し6畝を作った。これで、明日は黒マルチを敷けば、「種まき」ができる。

これで冬野菜の片がつく。もうご近所さんに聞かれることもない。



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