びっくりぽん。あの有名な「夕張メロン」を頂いた。
名もなきメロンを食べたことはあっても、我が家に「夕張メロン」がやってきたのは初めてだった。
「ヘェー 蔓もついているんや!」 早速、仏壇にお供えした。もったいなくて、軽々しくは食べられない・・・? 孫達にも食べさせてやらなくっちゃ! それにしても、みかん作り名人の家から「夕張メロン」をもらうなんて・・・
大好物の金山寺味噌を頂いた。
しかも、近隣では郷土料理名人と言われている人からだった。80代半ばにさしかかった今でも、その手際の良さから「早寿司」や「なれ寿司」を作っている料理店に頼まれ 、車の送迎付きで通ってるほど。
かつて、青春クラブの「郷土料理を愛する会」で家内が教えてもらって作ったことがあった。同じ分量の材料や調味料を入れているのに、出来上がると、なぜか微妙に味が違った。料理に命を与える秘訣があるとしか思えなかった。以来、我が家での金山寺味噌作りはストップした・・・
我が地域には金山寺味噌の有名店がいくつかあるが、「おばあちゃん」の金山寺味噌は、どの店のより美味しいと思っている。
でっかいバレンシャ・オレンジを頂いた。
親父が健在だった頃、段々畑のミカン山には家庭用にバレンシャオレンジの木が2本あった。でも、こんなデッカイのは見たことがない。思い切った摘果をしたか、不作で果実が少なかったかのいずれかと思った。
表皮に「かいよう病」がみられたので農薬散布を控えた家庭用だと察した。とすれば、手間がかかる摘果をしてまで大きくしたのではなく、不作で果実が少なかったからだと思った。そんな貴重なはずの果実を持って来てくれたんや・・・
「家で作った農産物や加工品」、「旅のお土産」、よそから貰った「名産品」が行き交う田舎暮らしは、その奥底の心と心が繋がっている証だと思っている。