一昨日の朝だった。
ランドセルを背負った小2の孫が入って来た。
『お爺ちゃん、お願いがあんの』
「何?」
『今日、お姉ちゃんのクラスは学級閉鎖でオンライン授業なんよ。朝はママが送ってくれるけどママはミカンのお仕事に行くから、帰りはお爺ちゃん迎えに来て。お願い』と。
カレンダーで所用のないのを確認し、「わかったー」と。
『ヤッター!』
迎えに行く時間と駐車場所を決めた。
駐車場所から撮った「小学校の校舎・講堂」
立派な校舎に思い出はない。しばらくすると、自分の思い出が詰まった昔の木造校舎や講堂がうっすらと思い浮かんできた。
・・・立て続けだった・・・
しばらくすると、小5の孫が先ほど迎えに行ってきた小2の孫と連れ立って入って来た。
『やっとオンライン授業が終わった。疲れたー。お爺ちゃん、お菓子買いに連れって』と。
「しゃーないなあ」と車に向かった。
車のそばには、すでに中1の孫も待っていた。『試験、今日で終わったんや。一緒に行く』と。
「お菓子は1人3百円以内やで。超えたら没収やで」
『わかったー』
条件をつけてから車を走らせた。
・・・・・・
孫達が「お菓子買いたい」などと可愛くねだってくれるのは、せいぜい今の内だけ。
なけなしの小遣いが減っていくのは寂しいが、孫に頼られたりねだられたりするとなぜか心が躍ってしまう。