夕方、近所のみかん農家から「みかん、食べてくれる。「ゆら早生」やけど。コンテナで取りに来て」と電話があった。
高糖度系の「ゆら早生」という極早生ミカンを貰ってきて倉庫に保管した。
貰ってきたのは自分好みの3Sサイズの小粒なみかん。JA共選へ出荷できるのは2S以上。3Sはジュース用でしか出荷できないので、いつも遠慮なく貰っている。
夕食後、味見してみた。先日から口にしている極早生ミカンとは全く違って味が濃くて袋がとろけそうに柔らかい。我が味覚は、甘酸っぱくても口の中で「酸」と「糖度」を別々に認識できる。酸が残っていた。でも糖度がそれ以上に高かった。
甘そうなミカンを選び糖度計で計ってみた。何と12.7度もあった。我が味覚以上の数値だった。2つに割ると袋も薄くて実が飛び出すほどだった。
念のため、もう1つのミカンも糖度計で計ってみた。何と、12.9度もあってビックリ。
糖度が高かったので、計測作業中、果汁で手がべとついた。しばらく保管しておけば、酸も抜けてくるので、甘さをより感じるようになるはず。
極早生ミカン「ゆら早生」の3Sサイズ 、糖度も高くて袋もとろけるほど薄くて絶品なのに、なぜか市場流通外品とは・・・糖度12度以上は県の高級ブランド「味一みかん」なのに・・・
勿体ない・・・ お陰で遠慮なくミカン農家から貰える・・・ 有田の田舎に住んでいる有難さを痛感する季節となってきた。