近所のミカン農家が、「これ、出荷できへんミカンやけど」と極早生の「日南早生みかん」をコンテナに2杯、軽トラで持ってきてくれた。
「ヘー、日南早生、植えてるん?」と聞いてみた。
すると、「〇〇さんのミカン畑、誰も作らなくなったので借りて作ってるんや。その畑に植えられているミカンなんや」「ゆら早生みたいには甘くない」「ウチ、ゆら早生は3本しか植えてない」とのことだった。
先日、別の農家から貰った「ゆら早生みかん」は、「甘ーい」と娘達が殆ど持って帰ったので残り少なくなっていた。食べるミカンがなくなれば、ご近所さん達に出荷規格外の「ゆら早生・3Sサイズ」が残っていないか電話するつもりだった。そんな頃合いを見計らったように持ってきてくれた。
<貰った「日南早生みかん」:1杯20kgと重いので、軽トラから降ろして我が家のコンテナ専用二輪車で倉庫に運んだ>
早速、何個か味見してみた。
我が味覚では、この「日南早生みかん」は、どれも糖度11度ぐらいだった。酸は少なかった。自分の味覚では「さっぱり味」のミカンだった。
今、食べている「ゆら早生みかん」と食べ比べてみると、糖度差があり過ぎた。「ゆら早生みかん」を食べ終わらない限り、この「日南早生みかん」に手を伸ばすことはない。
でも、せっかく持ってきてくれたのだから、何とかしなくっちゃと思いつつ・・・さて、コンテナ2杯、どうしたものやら・・・
紀州有田に住んでいるからこその「贅沢な悩み」と思っている・・・
・・・21時か・・・不安な夜がやってきた・・・グッスリ眠りしたい・・・