バナナ瓜畑の蔓や葉が一気に萎えてきた。先日、小雨が降ってから以降のことだった。なぜかはわからない。
ただ、葉が萎えてきたお陰で、葉っぱに隠れて見えなかったバナナ瓜の果実が顔を出してくれた。
色合いをみて試し採りし、切ってみた。
味見した。美味しい! バナナ瓜特有の食感の柔らかさと甘さだった。
だが、苗を植えた時に目論んだ収量の半分ぐらいしか着果していなかった。遅くに植えたのが悪かったのか、天候のせいなのかはわからない。
でも40~50個もあれば充分。
これで、「スイカ三昧」に「バナナ瓜三昧」が加わった。夏の暑さも、何のその!
・・・キンウリ、まさかのことに・・・
バナナ瓜畑に1株だけ、種類の異なる瓜を植えていた。初めて栽培する品種で、どんな味なのか興味本位で植えた瓜だった。
表皮の色合いは、バナナ瓜よりも鮮やかな黄色だった。
熟していそうなのを選んで試し採りし、切ってみた。
味見した。
バナナ瓜の柔らかい食感に比べて、実が引き締まっていて歯ごたえがあった。甘味も薄かった。
初めて作ってみたものの生食では食べる気がしなかった。ただ、棄てるのは気の毒だし勿体ないので、ジュースにしてみた。
1つは牛乳と砂糖、もう1つは牛乳とハチミツシロップを入れてみた。
飲んでみた。
エッ びっくりぽん! メロンジュースの味や! 美味しいやん!
切って味見した時は、 「アーア、せっかく作ったのに・・・」と落ち込んだ。ジュースにしてみたら、「メロン」としか思えない味にびっくり。
畑に7~8個残っているキンウリは、まさかのことにメロンジュースとして楽しめることになった。