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博多祇園山笠の山車です。
多くの人の手を経て伝承されています。
食文化もその一つです。
今日のタイトルは、「お好み焼きの師匠」です。
現在、カフェをやっています。
開店以来、平均5人/日の来客数の店です。
コーヒーとパンが売り物です。
こちらは、妻の担当。接客も妻です。
裏メニューでお好み焼きをやっていました。
妻のすすめで、表メニューにしています。
コーヒー店で、広島風お好み焼きは少し不釣り合いかなと思われます。
私たちが出せるものは、パンとお好み焼きしかありませんでした。
最初は珍しさもあり、
パンの陰に隠れるように、お好み焼きも少しだけ売れました。
新聞とテレビに取材していただいたのがきっかけで、
広島県人会の方が訪ねてくださいました。
ほどなくして、県人会の報告を受けて、独りの若者が家族で訪ねてくれました。
親切にも、お好み焼きの焼き方について教示してくれました。
我流で始めたお好み焼きが少し変わりました。
一月後に、また訪ねてくれました。
キャベツの焼き方はこう、生地のレシピーは、と親切に教えてくれました。
それからは、お好み焼きの注文が増えました。
キャベツが甘くて美味しいと喜んでいただけるようになりました。
口の悪い客は、これまでの好み焼きに払ってきた金はどうだったのと
言われる始末です。
今日も師匠の店を訪ねて、ふわふわのお好み焼きをいただきました。
まだまだだなと、また一つハードルが見えてきました。
未だに、毎日作って試食するも味が違います。
材料も道具も一緒です。それでも違う。
これが、完成品と思えるまで作ってくださいと励まされました。
お好み焼きは、人によって作り方もさまざまです。
60歳の手習いを始めました。
やるからには、師匠に認めていただけるお好み焼きを作りたいと思います。
真似しても 伝わらないのが 心意気
2017年11月22日