団塊の世代という絵です。
教室に溢れていた生徒たち、今や各教室20人足らずです。
時代は、急速に変わっています。
何時の時代もそういわれてきました。
それぞれの時代で一生懸命です。
今日のテーマは、「無人化」です。
中国で、無人コンビニエンスストアのビジネスが伸びているそうです。
日本でもローソンが、ロボットなどを使って、
無人化に向けて試験販売を始めた。
何処で買っても同じ値段の煙草を、毎日一個だけ同じコンビニで買いました。
あのおばさんから買いたいからです。
コンビニまで10分で行けないと、コンビニ難民と称されます。
約500mの中に、一軒のコンビニがあると生活できると言われています。
食べ物の他に、税金も払え住民票も打ち出してもらえる。
ばあちゃんが、少しおめかしをして
乳母車にすがりながら歩ける距離が500m(=50m/分x10分)です。
夜中に流行っているうどんやがあると聞きました。
自動販売機から熱々のうどんが出てくるそうです。
どうしても午前中だけ店を閉めて、店主は病院に通わなければならない。
その間、活躍するのは惣菜も生活用品も売る自動販売機です。
インターネットで在庫管理、衛生管理をするのは、都会の会社です。
料理が作れない独身者が利用をするのがコンビニ弁当です。
塩分が強いため、なんどか緊急入院を繰り返す糖尿病患者の話。
沖縄で見た、何も買わないおばあが、店先の椅子に座って、
何時間も友達と話していた。
一昨日話した小学校の校長先生は、できるだけ地域でものを買うように
先生方に話しているとか。
点と点の生活を線にして、地域にとけ込んで欲しいと願っている。
タイで見た、バイクの洗浄業者。数十円で洗ってもらっている間の
しばしの談笑。
30年も前に見た、スイスでの自動給油スタンド。
1コインでガソリンを入れていた。
日本では、無人の改札か自動改札。
ヨーロッパの多くの国で、高速道路に料金ゲートがありません。
駅にも改札がない。
レストランやホテルに行くと、チップを渡していた。
今は、チップがサービス料として自動課金される。
それぞれの国々が、長い間の経験からこれがあったらよいなと始めました。
それぞれの地方で、困った末に考え出された知恵です。
安いレクサス(トヨタの高級車)は売れないそうです。
それぞれの人にこだわりがあります。
だだっ広いスーパマーケットで買い物をするだけで疲れてしまう。
関連商品は、近くに置いとけと言いたい。
独りの満足を集約化はできない。
対人商売が廃れない理由です。
「無人化」はもろ刃の剣です。
使い方を間違えると、自分が傷つくことになります。
JR東日本が開発した自動販売機は、多くの利点があります。
カメラで買う人の顔を見て、おすすめ商品が液晶画面に表示される。
各飲料会社の売れ筋商品だけを置いている。
スイカで支払いができる。
インタネットで在庫管理とマーケッティングをしている。
駅中にスーパーや本屋ができ、今や体操教室までできている。
駅から出なくてもいろんな用事ができる時代です。
それには、階段を上がり降りする体力が求められます。
だから、弱者のために各駅では、エスカレーターやエレベーターを設置する。
エスカレーターの半分は、人が走っている。
走る奴のために空けた通路に人が乗れば、同じ人数を運べるのにそうしている。
しかも関西は左を、関東は右の通路が走る奴のために空けてある。
ボヤキのような、「無人化」考察になりました。
どうか、それぞれの「独りの満足」だけは忘れないでほしい。
そのうち、線路わきのスペースに太陽光パネルが設置され、
高速道路には、振動式の発電パネルが埋められ、
通過すると同時に、自動給電される電気自動車が走るのだろう。
繰り返しになりますが、「無人化」と便利・満足は別物です。
多くの利便性が、お客をつかむと同時に、失うことになります。
さてどちらを採りましょう。
そのうちに 猫が小判で 餌買った
2017年11月1日