島の桟橋です。
ここから旅立ちました。
タイトルは、「帰ろかな」です。
今日のタイトルは、「恩師から届いた」です。
故郷から蜜柑が届きました。
恩師が丹精込めて作ったものだと、一目見てわかります。
御年89歳。
皮底のスリッパで、ひっぱたかれたような記憶があります。
馬面で怖い先生でした。
今は、あちこち悪いところをとられ満身創痍です。
私達は、同級生です。同じ恩師に学びました。
故郷に帰る度に訪ねます。
今年の同窓会(小学校)の幹事をしました。
皆で少しずつ出し合い、恩師に額を贈りました。
恩師は、油絵を描くのが趣味です。
大きくもなく、小さくもなく、少し頑張る程度の大きさの額を選びました。
恩師からものが届くのは、これは「特別扱い」です。
妻は、60年間島を出たことがなかった。
私と一緒になるために、東京へ出てくれました。
その時、恩師が背中を押してくれました。
お会いするたびに、今でも身が引き締まります。
妻と話し、来月帰ることにしました。
色々な人に会っておかなければなりません。
恩師の蜜柑が、私達の気持ちを故郷に向かわせました。
那須おろし 恩師の蜜柑 ぬくぬくに
2017年11月14日