原題は、「夫唱婦随」です。
定年過ぎたら、「婦唱夫随」でちょうど良い。
今日のタイトルは、「死んだら困る」です。
さて、妻に「死んだら困る」と思われている人は、
どの位いらっしゃるのでしょう。
この数は、60歳(定年)を過ぎると、極めて少ないかもしれない。
特に、夫婦共働きの家では、妻の怨念は凄まじいものがあることでしょう。
妻の40%の方々が、夫と一緒の墓には入りたくないと言われます。
山手線の網棚に忘れたふりをして、夫の遺骨を置いてきたい。
とある妻は言われます。
親父の真似をして、夕方7時に帰宅し俺様の酒のあてを作ってなどと
言おうものなら、「ふざけんな」の一言をもらうこと必然です。
妻は、子どもの世話で手一杯なのでした。
従って、22時を越えて子供が寝た頃帰宅する。
これも危険な思いつきでした。
核家族、夫婦共働きとなってからは、妻の負担が増え続けています。
大家族の頃は、大きい娘やおばあちゃんもいました。
だから、親父は飲んでいられた。
仕事人間や単身赴任も、妻の側からは「NG」です。
相談したい時、助けてほしい時いないからです。
60歳で再婚し、二人だけしかいないけれども、家事は大変です。
大変なことだと知っただけでも救われました。
淹れてくれたお茶に、「ありがとう」と言います。
主婦がしたかった。
と再婚する時に妻が言いました。
捨てられたくない夫は、料理教室に通い、家事の真似事をします。
いえいえ、先生は妻でよいのでは。沽券にかかわりますか。
現在は、カフェを二人でやっています。
私は、助手のような役割です。
毎日習っていますが、覚えの悪い出来損ないです。
よろしくお願いします。
山手線の網棚に置かれたくありませんものね。
永年の 恨みつらみの 老後かな
2017年11月28日