故郷へ恩返し

故郷を離れて早40年。私は、故郷に何かの恩返しをしたい。

休むに限る

2017-10-21 16:38:15 | プロジェクトエンジニアー

笑う名人は、笑わせる名人でした。


今日のテーマは、「休むに限る」です。
今月は、2/3が過ぎました。
夜の予約の仕事が続きました。
慣れない料理と接客で神経を使い、
14時間立ちっぱなしの仕事になり、脚が棒のようになります。

国際交流授業を企画し、収穫祭への参加もします。
コーディネーターをやっています。
多くの人が、ボランティアとして遠くから自費で来てくださいます。
できるだけ皆さんの負担を無くそうと、工夫の連続となります。

銀行の支店で、描きためた似顔絵の展示をしてくれました。
皆さんのとびきりの笑顔を選びました。喜んでいただけると嬉しい。

畑は収穫時期で、採り入れと次の作物のために耕さなければなりません。
ミニトラクターがないので、鍬でおこします。

カフェの前の壊れそうな桶に孟宗竹を巻いて補強しました。
会津で開かれた広島県人会に出席しました。
自宅に着いたのは、夜中でした。

市の広報に載せていただく原稿もやっとできました。
妻が無理を重ねて風邪を引きました。
二人きりの生活では、共に寝込むわけにもいきません。
先を越されて、仕方なく踏ん張りました。

まだまだ、再生可能な身体です。
ちょっとの間でも休むと何とか動けます。
笑顔が苦手です。
疲れがとれると、自然に笑顔になれるようです。

「休むに限る」でした。

冷たいと 体摺り寄せ ぬくぬくに

2017年10月21日
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コンポスト

2017-10-19 02:45:28 | プロジェクトエンジニアー

「ふわふわからぴょんと生まれる」というタイトルの絵です。
アイデアはこんな風に出てくるものですか。


今日のテーマは、「コンポスト」です。
最近、2つ目のコンポストを買いました。
コンポストと言っても、蓋のあるポリバケツの底がない容器のことです。
昨年は、畑に生ごみを埋め続けました。
りんごの腐りかけや皮をを埋めたところ、2晩続けて掘り返されました。
犯人はどの獣でしょう。妻が怒っていました。
掘り返された穴の近くのじゃがいもの根も被害にあったからです。

毎日、台所から生ごみが出ます。
今は、カフェからも出ます。
コンポストを買ってからは、生ごみをお宝のように思うようになりました。
妻が、昨年埋め続けた生ごみが肥料となって、作物が良くとれてうれしい。
というからです。
生ごみとして、動物性たんぱく質(魚、肉)や糖類(果実かす)が
出た時は、ことさら嬉しいのです。
生ごみの分解を助けるために、近くの無人精米所から糠をいただいて来て、
コンポストに混ぜます。糠が生ごみの分解酵素を作りだします。

かつて、担当した「麺工場」で毎日生麺の生ごみ交じりの汚水が出ました。
好気性排水処理設備で酵素分解し、
基準値以下(きれい)になった液体は河川放流していました。
絞った残さをコンポストにしていました。
完成記念に、望まれてミニトラクター(耕運機)をプレゼントしました。
普通は、絵画や焼き物です。
この工場では、残渣に近くで出るおがくずを混ぜて一次コンポスト、
耕運機で切り返しを繰り返し、二次コンポストにしていました。
良質な堆肥となり、近所の農家が無償で引き取っておられました。

スーパーマーケットでは、7種類のゴミが出ました。
生ごみ(売れ残りの弁当、バックヤードで出る生ごみ)、ペットボトル、
缶、ダンボール、金属、ガラス、プラスチック(発泡スチロールなど)です。
この処理をするプロジェクトがありました。
生ごみは有価(業者が買い取り)で引き取ってくれません。
処理業者に金(1万円/トン)を払わなければなりません。

提案は、こうでした。
ダンボールをシュレッダーにかけ、おがくずの代用とする。
都会では、おがくずが入手しにくいからです。
一次コンポストをすることで、減容化(水分80% → 50%以下)が
出来ました。生ごみは、酵素分解され二酸化炭素(空気)と水になります。
コンポストにすることで、他の自治体(ゴミは発生自治体で処理が原則)へ
持ち込むことが出来ました。減容化で引き取り量(トン数)が減り、
安くなりました。二次コンポスト業者に引き渡すことでタダになりました。
揚げ物に使った油もつければ、喜んでタダで引き取ってくれます。

問題は、弁当に含まれる塩分でした。
濃度1%以下でないと、塩害の原因となり肥料としては不向きでした。
余談ですが、アイスプラント(塩水を好む)も併せて提案すれば良かった。
熱処理をすることで、塩分を含む飼料にすることが出来ました。
飼料会社が引き取ってくれることになりました。

コンポストにファンやヒーターが付いているものがあります。
エネルギー消費と合わせると、クエスチョンです。

産業廃棄物は、利用価値があると誰もが考えます。
選別と運搬(見かけ比重が低い)にコストがかかります。
ごみの地産地消ができると良いのです。
少なくとも減容化であり、運搬費用の削減(見かけ比重をアップ)です。
エネルギーの地産地消も有効です。
田舎でつくった電気は、50%(効率の問題)しか都会に届きません。
スーパーマーケットチェーンから、プロジェクトを受注できませんでした。
受注できなくても、検討した結果が重要でした。
どんどん、引き出しが増えていくからです。

不要物 旦那以外は ひきとるよ

2017年10月19日

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蜘蛛の巣

2017-10-17 08:06:27 | プロジェクトエンジニアー

広島では、唐柿といいます。
この辺りでは、青いものが売られています。
甘煮にしていただきます。
生で熟したものしか食べたことがない。
ちょっとしたカルチャーショックでした。


今日のタイトルは、「蜘蛛の巣」です。

雨の日や霧の日に水滴がついて、初めて軒先の蜘蛛の巣に気づきます。
この夏、よく虫をとってくれたと、日増しに大きくなる蜘蛛に感謝します。
あっちにぶらり、風に吹かれながら蜘蛛の巣をこさえていきます。
ご苦労様。

罪人たちが、天国に行こうと地獄から蜘蛛の糸を伝って這い上がっています。
ある罪人が、下を見ました。
一杯同じように蜘蛛の糸にしがみつく罪人の群れを見ました。
自分だけ助かろうと下の者を蹴飛ばそうとしました。
糸は、切れてしまいました。
きっと、蹴った者の上の糸なんでしょうね。
芥川龍之介が書いた「蜘蛛の糸」です。

雨の日に、黄金蜘蛛をつかまえてきて、
一本の棒に二匹を止まらせました。
一匹は、自分の蜘蛛です。
やがて喧嘩が始まり、負けた方がぐるぐる巻きにされました。
負けてばっかりでは悔しいので、反則の鬼蜘蛛で対戦しました。
鬼蜘蛛は天下無敵でした。

この地で見た蜘蛛の巣取りの道具。
ホームセンターで売っていたからびっくりしました。
蜘蛛の巣がかかっているのは、恥なんだ。
確かに、天井のあちこちに蜘蛛の巣がかかっていると、
あばら家に見えますね。

もうすぐ冬です。
蜘蛛もどこかに隠れるんでしょうね。
臭虫(屁虫ともいう)が、温かい家に入ろうと隙間を狙っています。
寒くなる前に、蜘蛛さんにもうひと働きを期待しているこの頃です。

「蜘蛛の巣」でした。

ファーなんだ 蜘蛛の巣払え アイアンで

2017年10月17日

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何にもないのが良い

2017-10-16 06:23:35 | プロジェクトエンジニアー

「沈思黙考」です。


今日のテーマは、「何にもないのが良い」です。

〇〇さん、ここに来てまだ浅いのに方言が上手ねエ。
と飲み屋のママに言われました。
お手伝いのおばさんが、ケタケタ腹を抱えて笑っていました。
亡くなった千葉ちゃんも一緒でした。

でもねと言いながら、ママは私を玄関の外へ促します。
あなたが語尾によく使う、「xxx」は、あそこのことなのよ。
ええ、男と女のどっちですか。

ここで目が覚めました。
知らずに使っていました。
それも声高らかに。
これは確認しなければなりません。

ここに来て、しばらくしたころ、
地域をよくしようみたいな会議で、何か話してほしいと依頼がありました。
ここの良いと思われるところは、どんなところですか。と聞かれました。
「何にもないのが良い」と答えました。
再度聞かれたから、聞き間違いかと思われたのでしょう。

東西に山脈があり、台風の被害が少ない。
地盤が強いので、地震の被害が少ない。
田舎で、空き家ばかりが目立つようになり、これと言った施設がない。
施設がないから、きらびやかで、周りの景色に合わない看板もない。
「何にもないのが良い」

美味しいものがあるではないか。
珍しい文化(財)があるじゃないか。
何にもない訳ないだろう。
と少しむっとされたようでした。

尋ねられた趣味について、
私の答えが、「飲む打つ買う」でしたから、
なおさら、馬鹿にするなと思われたことでしょう。

私は、ここはサーバー基地に最適な場所だと考えています。
だから、「何にもないのが良い」と思います。
兵庫県、三田地区の東版です。
こうは言えませんでした。

後継ぎがいない「美味しい」ものづくり。
草に埋もれた文化財。
を誇れないと思いました。
これも言えませんでした。

知らない初めての土地で、
言ってはいけないこと二題でした。

アナウンサー 声高らかに ボボやった

2017年10月16日

ボボ・ブラジルという、ジャイアント馬場の好敵手がいました。
九州の北部では、ボボは女の陰部をさし禁句でした。
知らぬは、全国放送のアナウンサーでした。
いやいや、笑った。
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正午の会話

2017-10-15 07:51:28 | よもやま話

正午になると、有線放送で知らせのチャイムがなります。
この犬やおら起き上がり、チャイムにあわせて決まって遠吠えを始めます。
松山千春ばりの、歌い上げるかのような声を毎日聞きます。



娘の家で飼っている二匹の黒と白の猫です。
こんなことをいってるよなと、勝手な想像です。
ぼくにちょうだい。
油断大敵ですよ。後ろでも願っています。




私の家で飼い始めた犬です。
もらってきたばかりの頃、
いつまでも鳴きやまないので出かけられませんでした。
私を待っていたように、この世を去りました。


今日のタイトルは、「正午の会話」です。

私達はいろんな動物と一緒に暮らしています。
彼らの存在で、どれほど癒されてきたことか。

物言わぬこれらの動物たち。
ありがとう。

今日もやることがたくさんあります。
頑張りましょう。

帰宅して 迎えに出るは 犬ばかり

2017年10月15日

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