初日の出ホワイトアウトの向こうから

〈ケータイ写真俳句〉
年末は大雪の予報から暖冬の予報。
そして年が明けたら猛吹雪。
最近の世相を反映しているようだ。
初日の出も初詣も昨日は中止。
写真は何度かアップした、いつものアングル。
一応写っているが、運転していると何も見えない。
動けば追突し、動かなければ追突される。
そんな恐怖のシチュエーション。
雪国の人はわかるだろう。
ヘッドライトをハイビームで点け、ゆっくりと進むしかない。
それでも、かなり近付いてやっと相手の存在がわかる。
このような電柱や除雪ポールのある道はいいが、小さい道では田んぼの中を走ることもある。
踏切がわからず、線路を道路と思って侵入し、山形新幹線に弾き飛ばされた車もあった。
合掌。
写真は、吹雪が少し収まった時に路肩に寄せての撮影である。
対向車の明かりが、初日の出のように見えてきた。

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