A.himeのフォト日記

日常の思ったこと、感じたことを自由に気ままに・・・
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「ゲームはだめ!」・・・

2006-02-04 | 日常
何事にも夢中になるタイプです。

以前ゲームでテトリスが流行ったことがありました。
我が家は子供にファミコンやゲーム機は与えない主義だったので、その代わりテレビに接続出来るパソコンを買うことにした。家庭用パソコンのはしりで、私はそれでワープロと表計算を勉強し、子供たちには願わくばコンピューターに興味を持ってくれたらとの下心ありありで・・・その策略にまんまとはまったのが長男。今はコンピューターのソフト開発の仕事をしている。

そのパソコンで使えるゲームにテトリスがあった。子供と一緒に遊んでいるうちに私の方が夢中になってしまったのです。

テトリスというのは、4個の正方形を組み合わせた6種のブロックが一定の速さで降りてきて、手元のコントローラーで向きを変えたり位置をずらしたりして、隙間なく埋めれば得点が入る。咄嗟の判断力と素早い指先の動きを必要とするゲームで、○○才のおばさんの手に負えるものではない。見る見るうちに隙間だらけのブロックが画面いっぱいになり、ゲームオーバーとなる。

普通ならここでギブアップするところだが、そこは負けん気の強い私のこと。子供が学校へ行ったあと、また夜中に皆が寝静まったころ、ひとりテレビ画面とにらめっこの日々が続くのでした。

街を歩いているときも、ぼんやりテレビを見ているときも、テトリスが頭から離れない。あらゆる凸凹がテトリスの画面に見えてくる。あそこにはあのブロックをあの向きに、ここにはこんな形のブロックをこの向きにとビルの谷間も人の並びもテトリスに見えてきて、自分のばからしさに思わずほくそ笑んでしまう。

努力の甲斐あって腕はめきめき上達し、子供たちに負けないくらいのレベルになった。が、それ以来、「ゲームはだめ」と言えない母親になってしまった・・・


  
コメント
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