8月18日、
まず大阪駅から地下道を梅田に。地下鉄で本町へ、
(その昔、大阪駅と梅田駅が分からず、困ったことがあります^^;)
少し歩いて富士フィルムフォトサロンへ。
田原一久氏の「中国地方の四季」写真展をしていました。
山口県油谷町の棚田、宮島の紅葉、岡山のたばこ畑、広島の白魚漁・・・etc 素晴らしい写真が展示してあり、私が訪れたことのある場所などもあって、とても勉強になりました。ここのところ暑くて撮影はサボっていましたが、何だか写欲がわいてきました。頑張ろう~!って。
田原一久写真展「中国地方の四季」の案内ハガキ
田原一久氏のHP
隣の会場の
赤窓会 写真展「花影」~ポートレート?
柏尾 浩司 写真展「2008 蓮 HASU」~きれいな蓮の写真
も観覧してきました。
次に向かったのは少し足をのばして、富士フォトギャラリー。
福田佐喜子さんの「白馬旅情」を展示していました。佐喜子さんは8?歳のご婦人で写真を始めて4年だそうです。白馬撮影会に参加した時の写真を展示しているとのことでした。年を重ねてもまだまだ頑張れると元気をいただきました。
福田佐喜子写真展「白馬旅情」の案内ハガキ
それからまた梅田まで戻り、ライブ会場の場所を確認してから、大阪モード学園の西側にあるキャノンギャラリーで、いだよう写真展「自然自在」を観覧。↓こういう空間(ま)のある写真好きです!
いだよう写真展「自然自在」案内ハガキ
少し戻ってヒルトンプラザ13階のニコンサロンで
広瀬美紀展「Requiem東京大空襲」ニコンサロンbis大阪で
宮本常一展[宮本常一が歩いた日本… 昭和37年~39年]も観てきました。
どちらもモノクロ写真です、広瀬美紀さんは30代前半で東京大空襲を知らない世代にもかかわらず、テレビで知り、後世に伝えなければとの想いにかられたそうです。宮本常一氏は作家司馬遼太郎が「この人ほど日本の国土を知り尽くしている人はいない」と言わしめた民俗学者です。民俗調査のため日本中を旅し、当時の風景、暮らしなどたくさんの写真を残しているそうです。
やはりモノクロ写真はいいですね~。撮影技術や機材では補えない、訴える力があります。私も写真をはじめた頃はモノクロをやりたかったのですが・・・世の中はめまぐるしく変化し、今やモノクロどころか、フィルム写真も隅っこに追いやられ、デジカメ主流の時代です。フィルム派の私としては悔しい限りですが・・・
会場にて紹介されていた宮本常一氏が故郷の山口・周防大島から大阪へ出て来る時、父親の善十郎から言われたと言う10個の言葉がとても印象的でした。こちらに紹介してあります。
宮本常一氏の父の言葉
宮本常一展の案内ハガキ
最後に、あまり時間がなかったのですが、唯一有料の「世界報道写真展2008」を観てきました。やはり戦場での写真が多いですが・・・目を覆いたくなるようなものも。これが今もなお世界で起っている現実なのです。平和ボケの私たちには想像も出来ない現実がそこにはありました。
そして傲慢な人類のために絶滅の危機に追いやられている自然界の生き物たち。
私たちが生きている地球上で何が起きているのか、そして写真家が危険を侵してまでも伝えたいものが何であったのか。とっても考えさせられる写真展でした。
世界報道写真展2008 入場チケットの半券
世界報道写真展2008東京
世界報道写真展2008大阪
せっかく紹介したのですが、会期が終ってしまっているのが残念です。私は事前チェックはなかったのですが、近くて開催していて偶然観ることが出来ラッキーでした。
こうして私の大阪ギャラリーめぐりはとっても充実したものとなりました。そして大阪の街、また色んな機会に探索してみようと思っています。口と少しばかりの小遣いがあれば、なんとでもなるものです。自信がつきました。
そして、いよいよ本命のRyuさんのJazzライブです。
写真とはまったく違うジャンルですが、思いっきり楽しんできました。(娘のお産が気になりつつ・・・)

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