夕方のニュース特集で、この春入社した新人研修の様子が紹介されていました。希望にあふれたその笑顔の陰で・・・彼らと入れ替えのようにこの春リストラされ途方にくれている人達が大勢います。
富士通テンは昨年100人の派遣切りを発表しました。そしてこの春にもたくさんの社員が(派遣ではない)解雇されたそうです。
富士通テンに勤めていたA君はこの3月に解雇を言い渡されました。昨年に子供が生まれ、「これからは子供のためにも頑張るぞ!」と思っていた矢先の出来事でした。若い二人には蓄えもなく、突然の解雇に目の前が真暗になったそうです。
社宅になっている住まいも引き払わなくてはいけません。会社が負担していた住宅手当分を上乗せした家賃を支払えば、そのまま住んでもいいと言うことでしたが、収入の道を閉ざされた彼らにはとうてい無理なことでした。
住む家もなく、収入もなくなって、「親子三人、これからどうして生きていったらいいのか」と絶望感でいっぱいだったそうです。
泣きながら電話してきた娘さんに「みんなで家に帰ってきていいよ」と慰めたものの、「絶望して悪い方向を考えたりしないかと心配で心配で・・・」と嫁さんの実家になる友人は言っていました。
結局A君の実家に居候させてもらって次の仕事を探すことにしたようですが、今現在まだ再就職できていないそうです。「子供のために嘆いてばかりもいられない。何とかなるとプラス思考で」と頑張っているようですが・・・。
たまたまテレビで「富士通テン」の企業名が出たので、ふとA君のことを想いました。映像では素適な企業のように映し出されていましたが、友人やA君家族にとっては決していい会社ではないでしょうね。その話を聞いた私でさえ腹がたつのですから。
年末に企業の派遣切りが問題になり、マスコミでも毎日取り上げていましたが、解雇は派遣労働者だけでなく、正規社員にまで及んでいます。解雇された社員の肩には奥さんや子供達の生活がかかっています。帰る実家のない人達はもっと深刻な状況でしょう。また年老いた親の生活もかかっているかも知れません。企業は安易に人員削減など考えずにもう少し踏ん張って欲しいと思いました。そして、社会もマスコミもそれ(不況=解雇)を肯定しないでと言いたいです。
『人材は宝』なのですから~ ネ!
A君にはピンチをチャンスに変えて、「転職してよかった!」と言える人生を歩んでほしいですね。そうなるよう応援してるよ~。
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富士通テンは昨年100人の派遣切りを発表しました。そしてこの春にもたくさんの社員が(派遣ではない)解雇されたそうです。
富士通テンに勤めていたA君はこの3月に解雇を言い渡されました。昨年に子供が生まれ、「これからは子供のためにも頑張るぞ!」と思っていた矢先の出来事でした。若い二人には蓄えもなく、突然の解雇に目の前が真暗になったそうです。
社宅になっている住まいも引き払わなくてはいけません。会社が負担していた住宅手当分を上乗せした家賃を支払えば、そのまま住んでもいいと言うことでしたが、収入の道を閉ざされた彼らにはとうてい無理なことでした。
住む家もなく、収入もなくなって、「親子三人、これからどうして生きていったらいいのか」と絶望感でいっぱいだったそうです。
泣きながら電話してきた娘さんに「みんなで家に帰ってきていいよ」と慰めたものの、「絶望して悪い方向を考えたりしないかと心配で心配で・・・」と嫁さんの実家になる友人は言っていました。
結局A君の実家に居候させてもらって次の仕事を探すことにしたようですが、今現在まだ再就職できていないそうです。「子供のために嘆いてばかりもいられない。何とかなるとプラス思考で」と頑張っているようですが・・・。
たまたまテレビで「富士通テン」の企業名が出たので、ふとA君のことを想いました。映像では素適な企業のように映し出されていましたが、友人やA君家族にとっては決していい会社ではないでしょうね。その話を聞いた私でさえ腹がたつのですから。
年末に企業の派遣切りが問題になり、マスコミでも毎日取り上げていましたが、解雇は派遣労働者だけでなく、正規社員にまで及んでいます。解雇された社員の肩には奥さんや子供達の生活がかかっています。帰る実家のない人達はもっと深刻な状況でしょう。また年老いた親の生活もかかっているかも知れません。企業は安易に人員削減など考えずにもう少し踏ん張って欲しいと思いました。そして、社会もマスコミもそれ(不況=解雇)を肯定しないでと言いたいです。
『人材は宝』なのですから~ ネ!
A君にはピンチをチャンスに変えて、「転職してよかった!」と言える人生を歩んでほしいですね。そうなるよう応援してるよ~。
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いま読んでいて、腹の底から怒りがこみ上げてきました。
働く人をモノのように使い捨てる、大企業のリストラには血も涙もないのかといいたいですね。
Aさんにはぜひ新たな道を見つけてほしいですね。そして、こんなひどいことを許さない、若者たちが希望を持って働ける社会の実現にも頑張ってほしいですね。
※下のサイトは私が働いていたPanasonicでのリストラの実態を追及した動画です。よかったら見てください。http://www.jcp.or.jp/movie/news_mov/20090522/index.html
コメントありがとうございます。
紹介して下さった動画、拝見しました。
ほんとうにひどい話ですね。
政府の対応にも怒りが込み上げてきます。
不況・経営不振=解雇
あたりまえのように行われていますが、このような人権無視の企業のやり方、決して許されるものではありません。
社会もマスコミも、もっと声を大にして訴えるべきだと思います。
そして、企業のこのような横暴な行いを喰いとめるためにも、企業名を公表すべきだと思いました。
リストラされたご本人ではなく、また聞きでこのような無責任なブログを書くこと自体が信じられません。
企業として解雇するということがどれほどのリスクを伴うことかご存知ですか?
富士通テンは良く知っている会社ですが、突然解雇されたなどと聞いたことがありません。
逆にうつ病などの病気による長期欠勤などにもちゃんと対応してくれる会社ですよ。
あなたは、どれほど富士通テンのことをご存知なんでしょうか?
企業名をだして使命感をかざしているつもりかもしれませんが、あなたがちゃんとした根拠もなくこのようなことを書くことによって、企業イメージがダウンし、その会社に働く人々に迷惑をかけているとは考えられないのですか。
私は「富士通テン リストラ」という検索項目であなたのブログがトップになっていたのでみてみましたが、腹が立ってしかたありませんでした。
ネットという公共の場での発言にもう少し責任を持ってください。
コメントありがとうございます。
冷静に読んでいただけば分かると思いますが、この記事はリストラに対する私の感想・意見であって、一企業を誹謗・中傷するものではありません。
ご存じのように、当時富士通テンがリストラをしたことは事実ですし、A君がリストラされ途方にくれていたことも事実です。話を聞いた友人とは家族ぐるみのお付き合いで、私はA君もそのお嫁さんもよく知っているので、心が痛みました。
一個人の感想や意見がどのように社会に影響を及ぼすのかは分かりませんが、少なくとも私は自分の意見には責任を持って書いています。
また、人の考えはいろいろあって当然で、このように反論があるということはとてもいいことだと思います。どんどん書いて下さいね。私の投げた一石に少しでも反響があったとすれば、それは嬉しいことですから。
郷里に帰ったA君にはその後会っていませんが、友人の話では厳しい状況の中、アルバイトをしながら頑張っているそうです。