hinajiro なんちゃって Critic

本や映画について好きなように書いています。映画についてはネタばれ大いにありですのでご注意。本は洋書が中心です。

Bewilderment

2024年12月31日 | 洋書
 とても良いレビューを読んで興味を持った本なのですが、タイトルの意味もわからず、その後本の紹介文やあらすじなどを読んで完全に勘違いして手にしてしまった作品。
 こんな骨太な作品で、苦しく辛い読書時間を過ごすことになるとは……
 あの広告というか紹介文ダメじゃないかなー、なんか本来のテーマや作者のメッセージとかけ離れてるような気がする。
 というわけで、私もここでこんな話です、って中途半端には書けないくらいの深い深い(これ便利な言葉)内容でして、読むために相当な覚悟を必要とします。

 7 out of 10 

 作品の良し悪しではなく、太刀打ちできないくらい難解だったという意味でこの評価。
 良い作品には間違いないし、多くの人に読んでほしいとは思うので、日本語訳での読書もおすすめ。
 ただし繰り返しにはなりますが、心の準備と覚悟を決めてじっくり読む時間を確保する必要あり。
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