おーちゃんの 「目指せ。日本200名山!」  そして最近、いい加減な家庭菜園 (^^♪ 

日本百名山トレッカー(悪名高い?)を目指して人生後半ラストスパート!

100座完登後は、200名山を目標に!

剱岳に行きました ♪♪♪ その2

2015年07月31日 17時08分10秒 | いろいろな山  山行記録

平成27年7月29日(水)

 

は~は~は~・ふ~ふ~ふ~~~ 

そこに山頂祠が見えた!

 

長かった早月尾根、延々登り続けた9時間。

えっ?9時間も???

とにかく今日は長丁場であるから焦らずに我慢の登りであった。

まさに午前9時、山頂に到着。

山頂には大勢の登山者が登頂の喜びを味わっていた・・・・と思う。

どっから登ろうとそれなりの汗をかかねばこの頂きに立つことはできない。

まずはお決まりのパチリ1枚。

去年には無かった祠。

再建されたのであろう。

残念かな、頭上には青空が拡がるが景色には恵まれなかった。

雲海の上に孤高の山頂だった。

がぶがぶ飲み続けたアクエリアスは飽きた。

途中の雪渓ですくってきた氷と一緒にとれば「氷レモン」

自分では最高の贅沢と思っている。

「良く頑張ったね。」

などと言ってくれる人がいないから心の中で呟いた。

しかし「剱岳チャレンジ 」はまだ半分である。

これから長い下りが待っている。

幸いなことに足を攣りそうな前兆はない。

なんとか今日中に下れるだろう。

 

そうそうに下山開始である。

こちらは前剱を経由して南に下るコース。

今日は、早月尾根のピストンでこちらに戻ることになる。

ちょろっと尾根筋が見える。

山頂では抜けていた青空であったがガスの中へ向かって下山となる。

カニのハサミでボルトに足を伸ばした途端に攣ってしまったらどうしよう。

そんなことを考えて「エアーサロンパス」まで持参してきた。

足は遅いものの痙攣は起こらない。

良かった。

眺めが良ければテンションは上がるのだが・・・。

また、雪とザバスで腹ごしらえ。

そんなこんなの下りでやっと早月小屋が見えてきた。

全行程の4分の3が終わった。

最後の下り。

コースタイムで馬場島まで4時間半ぐらい。

まだ先は長い。

登りでは暗くて気にならなかったがこんな巨木が・・・・。

屋久島を思い出す。

ひたすら下る。

一番きつかったのは「馬場島まで 1km」の表示板のあと。

やったね。

あと1kmか。

すぐだね。

あれ、まだかな。

おいおい、まだ下るのかよ。

うそだろ。

騙された・・・・・。

最後の1kmが一番長かった気がする。

ようやくと登山口に戻る。

ブログなどで有名な石碑。

本当、試練だね。 

 午後4時ちょうどに帰着。

出発から帰着まで16時間の苦行。

早い人の倍ぐらいかかったが、計画通りだったので大満足。

一応、早月尾根の日帰り達成ということに。

 

「大満足でしたか。またやりますか?」

「たぶんやらないと思います。けど・・・・・やっぱり絶対やなないよ!」

 

今日のコースです。 ↓

さあ、これからが大変だ。

東京まで400km以上。

 

最後の最後まで楽をさせてくれない剱岳であった。

 

 

追記

やっぱり、また剱に行こう。

剱沢にテントを設営してのんびりと楽しみたいな。

 

 

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剱岳に行きました ♪♪♪ その1

2015年07月31日 11時55分16秒 | いろいろな山  山行記録

 

 

 平成27年7月29日(水)

馬場島の駐車場車内で仮眠をとり、0時前に起床。

 

仮眠中に見た夢は

「雪が降ってきた。ああ、行けないな・・・・・。」

このくそ暑い時期に何という夢なんだ。

心底から行かなくて良い正当事由を考えていたんだろうか?

 

空には星が輝いている。

天気は問題なし。

これは「行くっきゃないしょ~。」

 

おにぎりとザバスピットインゼリーと各1食べていよいよ出発。

ヘッドライトそしてサブのライトを胸におまけにハンドライトの3つのライトで出発。

水は3.8リットル持参する。

もちろん熊鈴もつけて、真っ暗な登山道へいざいざ。 

愛車のN-Box+を残し出発。

剱岳登山口から急登が始まる。

登山道には標高2000mから200m高度ごとにプレートがある。

ただただひたすら登るのみ。

北邦稜線方面が白み始める。

ちょっとガスが掛かってきた。

これは小窓尾根の「猫岩」

尾根上にある池。まだ雪が残っている。

ようやく早月小屋にたどり着く。

小屋前のベンチで富山名産の鱒のすしを食べる。

これたら向かう先にはガスがかかっている。

いよいよ早月尾根の後半戦がスタートする。

途中、花畑もあるが楽しんでいる余裕はない。

ひたすら登るのみ。

「マジすか?」というような尾根。

果てしない登り。

自分にとっては、頂上が見えていないほうが良いのだろう。

あの奥が剱山頂かしら。

剱御前。

 北方稜線。

標高2800m、山頂まであと0.7kmの表示。

いよいよ山頂です。

カニのハサミと呼ばれるところ。

下のステンレスボルトが足場となる。

前剱からの登山道合流地点の道標がみえた。

もうすぐ剱岳山頂だ。

 

 

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