平成24年10月3日(水)
北陸の荒島岳を登る。
この山は登山口までのアプローチが大変。
中央高速で松本から安房トンネルを通り、高山清見道路の高山インターを目指す。
ところがトンネルを出てからナビ任せで走ってると、道標の行き先が富山を示している。
富山???
国道471号を進んでいることに気付いた。
とんでもない遠周りルートによるガイドであった。
高山方面に戻るが40km位無駄にした。
その後は、荒島岳の勝原ルート登山口のスキー場駐車場まで順調に進む。
途中、2回ほど仮眠をとったが行きの413km走行は非常に疲れた。
朝の勝原登山口の駐車場。何組かが昨夜の現地入りでテントや車中泊をされていたようである。
朝食のおにぎり2つをいただき、出発準備をして旧ゲレンデの登山道を登り始める。
早朝の空。
お月さま・・・・まん丸に空に浮かんでいる。
月とススキとくれば「お月見」である。朝であるが・・・。
そういえば、中国では10月1日が中秋節のお祭りだったそうだ。
旧リフト終点に着くと、前方に小荒島岳が姿を現す。
荒島岳は見えない。
そして、白山の山並みも見えた。
天気は上々。
ブナの木。手前には気の早い枝が紅葉していた。
白山ベンチから見た白山。
シャクナゲ平の手前は階段の続く急坂。
登り終えるとシャクナゲ平のピークに到着。
荒島岳には向かわず、小荒島岳に立ち寄り、目指す荒島岳を眺めてみよう。
中出コースを戻りすぐに小荒島岳に到着。
どーんと荒島岳が見えた。なかなか立派な山だ。
白山もはっきりと遠望できる。
ここから戻って荒島岳を目指す。
もちが壁の急な登り。
鎖や階段があるが、特段に危険ということはない。
急登が終わるといくつかのピークを越えて山頂に近付いて行く。
この辺り、おそらくもう少ししたら紅葉の素晴らしい山道となるのではないだろうか。
後ろからひたひたと1名の登山者が・・・・・。
そんなにのんびり登っていたつもりはなかったが、ここは素直に道を譲る。
自身の体力・スピード不足を感じた。
競争している訳ではないが、さ~っと先を行かれると情けない。
ほどなく荒島岳1523m山頂に到着。
先に行かれた登山者が1人だけで静かな100名山の山頂であった。
その方は、今日の荒島岳で100名山の全山を登ったとのこと。
記念撮影を依頼されたが、失敗したら大変とシャッターを3回も押したが上手く撮れただろうか?
山頂でお決まりのパチリ1枚。これはセルフタイマーの自分撮り。
小さな神社の社もパチリ。お賽銭はパス。
風もなく、寒くもない気持ちの良い山頂。
遠くに白山。
下には大野市街が見えたが、あっという間にかすんでしまった。
のんびりとおにぎりをいただく。
山頂から360度のぐるり展望 ↓ 。
東京までの長い帰り道が待っている。
さあ、下山しよう。
てくてく登ってきた道を下り始める。
下方には田畑と家々。のどかな田園風景とはこんなところを言うのであろう。
下りでは10名以上の多くの登山者とすれ違う。
やはりここは100名山であった。
リフト終点。
秋の気配漂うススキの向こうに小荒島岳。
もう一下り。
ゲレンデの中をガラガラ道で高度を下げる。
無事に駐車場帰着。
こじんまりした独立峰、荒島岳。
再び訪れるとすれば、山スキーであろう。
ここは、バックカントリーではそこそこメジャーな山である。
しかし、いかんせんアプローチが遠すぎる。
さあ、東京までの長い帰りが待っている。
まだ気は抜けない。
■今回のコースタイムです。
06:08 勝原登山口
06:46 リフト跡終点
08:05 シャクナゲ平
08:23 小荒島岳
09:34 荒島岳
11:26 リフト跡終点
11:54 登山口駐車場
■今日のルートです。クリックで大きくなります。
■そして今回の費用です。
1750円 八王子IC~松本IC
300円 安房トンネル
500円 飛騨清美IC~白鳥「IC
700円 白鳥IC~飛騨清美IC
400円 安房トンネル
2450円 松本IC~八王子IC
5900円 ガソリン代(走行距離788km。燃費18.5km/L・ガソリン140円/Lとして)
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12000円 合計(飲食費含まず)
日本百名山 第83座 荒島岳 終わりました。
さてさて、次はどこを目指そうか。
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