平成29年4月30日(日)
連休の2日目、北陸の笈ヶ岳(おいずる)に登りました。
29日に白山スーパー林道が中宮温泉まで開通したとの
ことで山毛欅尾山(ぶなおやま)からの尾根道ではなく
ジライ谷からのアプローチが楽になったのでチャンスと
ばかり北陸遠征です。天気も良くて最高の条件です。
前夜、ビジターセンターの駐車場に駐車。車中泊をしました。
早朝、ここから出発します。
朝4:30すぎから歩き始めました。
荒れた遊歩道をヘッドランプで進みます。
トンネルを2つ通って遊歩道の終点まで。
もう、明るくなりました。先行の登山者が
大勢います。ちょっとびっくり。
しょっぱなから急登です。先行はツアーらしい・・・
カタクリがそこここにあります。
向こうに見えるのは白山でしょうか。
雪が出てきました。どうやら山の向こうに見えるのが
冬瓜山(かもうり)らしい。
ぶなお・おいずる・かもうり・・・この山域の地名は読めない。
よく判りませんがきっと白山あたりなんでしょう。
山毛欅尾山(ぶなおやま)からの稜線に登ると笈ヶ岳とご対面。
遠いなあ・・・・。
一歩ずつ、確実に近づいてはいるのですが・・・・。
まだまだ遠い。
シリタカ山付近から白山方面を望む。
あのぴょこっととんがっているところが小笈ヶ岳。
その向こうの小さな岩の出っ張りが笈ヶ岳です。
くたくたになりながらやっとのことで笈ヶ岳の山頂到着。
山頂には10名ほどの登山者であふれかえっていました。
今日は、11時までに山頂につかなければあきらめようと
思っていました。体力不足ではありません。歳のせいに
します・・・。出発から6時間もかかってしまった。
どんどんと登ってくる人が続きます。
記念写真を撮る人が次々と・・・・。
もうちょっと静かな山頂をイメージして
いたので少々がっかりです。
素晴らしい展望なのに・・・・・。
本当は、白山をバックにお決まりのパチリ1枚を
決めたかったのですが、そんなシャッターチャンスは
来そうもありません。狭い山頂でそれほどの賑わいです。
山頂からの展望 ↓
お菓子を食べてゼリーを飲んで、芍薬甘草湯の薬を飲んで・・・
長い下山が待っています。
さあ、帰ろう。
シリタカ山と冬瓜山の稜線。
ぞっとするなあ。
途中、もう一度動画撮影。
しかし、下山路が長い・・・・。
シリタカ付近から笈ヶ岳を振り返る。
白山方面。
冬瓜山が近い。
シリタカ山山頂付近からぐるりの景色です。↑
冬瓜山の山頂の細い山稜。
笈ヶ岳からずいぶん下ってきた。
そろそろ笈ヶ岳の見納めか。
冬瓜山。
かわいい花などもあるのですが下山がつらい。
最後の急坂を振り返る。
やっと遊歩道の終点到着。
ここまで下山すればもう安心。
遊歩道はけっこう荒れていました。
しかし、カタクリは凄い。
写真では判りづらいのですがカタクリの大群生地です。
へとへとになって駐車場に戻りました。
素晴らしい山であったことは間違いないのですが
もうたくさん・・・・。そんな感じの 笈ヶ岳でした。
おまけに、ここから東京への帰りがぞっとする遠さだ・・・。
今日のコースです。
スタート地点近くはトンネルの影響と谷の深さで
ログが乱れています。
ああ、パワーが欲しい・・・・・・・・・・・
お疲れ様でした。
歩行時間も長く大変でしたね。
雪山の素晴らしい景色を見せてもらいました。
ありがとうございます。
カタクリの花も可愛いですよね。
大群生地とはいいな~
カタクリについては本当にびっくり。
ルートの尾根道でもそこここに咲いて
いました。
花は可愛くても登りの気休めには
至らなかったようです・・・・・。
その他、いわかがみなども見事でしたよ。