『アエネイスミッション』[Aeneas Mission ]

建国の使命を抱くアエネイスのフアストミッションは自軍団自民族引き連れて炎上壊滅するトロイからの脱出である。

脱字のお詫び

2007-07-20 10:23:06 | トロイ城市は炎上消滅の運命であった。
 昨日の投稿で脱字を1箇所しました。お詫び申し上げます。
 最終行の   市民皆兵で兵集めて
        市民皆兵で兵を集めて    です。

第2章  ポリス連合軍トロイへ  6

2007-07-20 10:13:01 | トロイ城市は炎上消滅の運命であった。
 アキレスの父、ペレス領主のもとにミュケナイからの使者が到着した。ペレス領主は、使者からトロイ攻略の件についての詳細を聞いた。ペレスは考えた。一夜が過ぎた翌日、息子アキレスとアキレスの母テティスも、そばに呼び寄せ相談した。側近や重臣との相談は、その後とすることにした。
 ペレスは、アガメムノンからのトロイ攻略の詳細を二人に話した。これを聞いて、母であるテティスは、開口一番に言った。
 ㋢『アキレスをトロイの戦争に行かせることは、私は、いや、行かせたくない!』
 ペ『アキレス、お前はどうだ。お前はどのように考えているのか。』
 ㋐『俺は、母から、母の気持ちを聞いている。俺は、俺の武名を世に知らしめたい。俺は、そのようなチャンが欲しい。そんな気持ちがうずうずしている。』
 アキレスの欲望は、自分の戦闘技術が衆を抜いているだけに、その方向に対して、心は、純粋であった。父ペレスは、アキレスの意を認めた。
 ペレスは、このことを側近及び重臣たちに計り、アキレスに軍船を50隻与えるとともに、戦士及び兵士500人も与えた。尚、側近としては幼いときから、アキレスと一緒に育ててきたパトロクロスをつけたのである。