『俺は、いま、とまどっている。皆の意見を聞きたい。君らはどのように思う。浜頭たちの肝いりのこの歓待についてだ。我々が受けていいものかどうかだ。パリヌルス、アレテス、イリオネス、オキテス、それにオロンテス、う~~ん、お前たちどう思う、思いを聞かせてくれ。』
アエネアスは、一同の顔を見渡した。
『そこでだ。浜頭たちと懇意にしているパリヌルス、お前の思いはどうだ。』
『統領、ここは、浜頭連の気持ちを喜んで受けてやってください。食事をして、くつろいだところで、この十日間のこの地の事情の変わったことを聞いてやっていただけないでしょうか。』
オキテスも口を開いた。
『統領、何も気にかけず、浜頭連の気持ちを受けてください。そうでなかったら、トリタスが私たちにしてくれたことが、無になります。』
『オロンテス、どうだ。市民としての気持ちのありようはどんな具合だ。』
『お受けになって、いいのではないでしょうか。彼らの心を素直に受けてくださるよう、私からもお願いします。』
『よし!よく判った。聞いての通りだ。3人の心のうちを聞いた。喜んで受けよう。アレテス、イリオネス、いいな。』
『いいでしょう。私たちに異存はありません。』
二人同時に答えた。
アエネアスは、一同の顔を見渡した。
『そこでだ。浜頭たちと懇意にしているパリヌルス、お前の思いはどうだ。』
『統領、ここは、浜頭連の気持ちを喜んで受けてやってください。食事をして、くつろいだところで、この十日間のこの地の事情の変わったことを聞いてやっていただけないでしょうか。』
オキテスも口を開いた。
『統領、何も気にかけず、浜頭連の気持ちを受けてください。そうでなかったら、トリタスが私たちにしてくれたことが、無になります。』
『オロンテス、どうだ。市民としての気持ちのありようはどんな具合だ。』
『お受けになって、いいのではないでしょうか。彼らの心を素直に受けてくださるよう、私からもお願いします。』
『よし!よく判った。聞いての通りだ。3人の心のうちを聞いた。喜んで受けよう。アレテス、イリオネス、いいな。』
『いいでしょう。私たちに異存はありません。』
二人同時に答えた。