2月期の17日の朝が明ける。
朝行事でにぎわいを見せている浜、オキテスとオロンテスがイリオネスと顔を合わせる。
『軍団長、おはようございます。いい朝です』
『おう、おはよう。いい朝だ』
『今日これより、キドニアに出かけてきます』
『おう、そうか!ここしばらくスダヌスに会っていないな、元気を確かめてきてくれ』
『はい、解りました。言伝てはありませんね?』
『ない』
オキテスは場をあとにする、オロンテスに同道してキドニアに向かう。
キドニアにおけるオキテスは、要領よく用件をテキパキと処理する。
集散所のトミタスと業務の打ち合わせを終える、マリア集散所、イラクリオンのエドモン浜頭、レテムノンのテムノス浜頭への飛脚便の手配も済ませる、昼を広場でスダヌスと過ごす。
『スダヌス浜頭、頼みだ!キドニス浜頭のところへ出向きたい。一緒に行きたいのだが』
『おう、行こう』と二つ返事で、二人はキドニス浜頭の屋敷へと出向く、オキテスは挨拶を交わし用件を伝える。
『おう、オキテス隊長、心得た、お前とスダヌス浜頭の二人に頼まれる。いやとは言えない、お前ら二人、業務のつぼを抑えている。事が実を結ぶわな』
『キドニス浜頭の力添えがあればこそです』
『お~お、スダヌス!その気にさせるな、ハッハッハ!』
オキテスら二人は用件を終える、キドニス浜頭の屋敷をあとにする。
『おう、オキテス、軍団長によろしくだ!近々中に伺うと伝えてくれ』
『解った。伝える』
用務を終えた二人はわかれる、オキテスが頃合いを測る、アレテスの昼便には間に合わない、パン売り場に歩を運ぶ。
『オロンテス、アレテスの昼便には間に合わなかった。帰りは同道だ。よろしく頼む』
『おう、お前、毎日、多忙の時を過ごしている、まあ~、ゆっくりしろ!』
久しぶりに場所を変えて二人きりの時間を過ごす、二人が手を携えてやっている船舶の営業の業務について話し合う。
『なあ~、オキテス、今、お前が軸になってやっている営業活動だが、あのやり方はいいと考えている。いい結果に結びついている。ともにやっている俺は心強く感じている』
『そうか、そのようにお前に思われているとは、俺は嬉しい限りだ。結果がいいと結果を考えずに業務を遂行する。そこにこの業務の醍醐味を感じている。多くの客と出会う、船について語り合う。これが結構楽しい。商談が決まる、快感を感じる』
『それは重畳と言えるな、俺もそこまでやってみたい。集散所から受注を受け取るだけでもうれしく思っておるのだが』
『この業務、俺に向いているのかな?』
『俺から見ると、うってつけと見える』
二人は、感ずるところを話題にして、キドニアにおける午後の一時を過ごした。
朝行事でにぎわいを見せている浜、オキテスとオロンテスがイリオネスと顔を合わせる。
『軍団長、おはようございます。いい朝です』
『おう、おはよう。いい朝だ』
『今日これより、キドニアに出かけてきます』
『おう、そうか!ここしばらくスダヌスに会っていないな、元気を確かめてきてくれ』
『はい、解りました。言伝てはありませんね?』
『ない』
オキテスは場をあとにする、オロンテスに同道してキドニアに向かう。
キドニアにおけるオキテスは、要領よく用件をテキパキと処理する。
集散所のトミタスと業務の打ち合わせを終える、マリア集散所、イラクリオンのエドモン浜頭、レテムノンのテムノス浜頭への飛脚便の手配も済ませる、昼を広場でスダヌスと過ごす。
『スダヌス浜頭、頼みだ!キドニス浜頭のところへ出向きたい。一緒に行きたいのだが』
『おう、行こう』と二つ返事で、二人はキドニス浜頭の屋敷へと出向く、オキテスは挨拶を交わし用件を伝える。
『おう、オキテス隊長、心得た、お前とスダヌス浜頭の二人に頼まれる。いやとは言えない、お前ら二人、業務のつぼを抑えている。事が実を結ぶわな』
『キドニス浜頭の力添えがあればこそです』
『お~お、スダヌス!その気にさせるな、ハッハッハ!』
オキテスら二人は用件を終える、キドニス浜頭の屋敷をあとにする。
『おう、オキテス、軍団長によろしくだ!近々中に伺うと伝えてくれ』
『解った。伝える』
用務を終えた二人はわかれる、オキテスが頃合いを測る、アレテスの昼便には間に合わない、パン売り場に歩を運ぶ。
『オロンテス、アレテスの昼便には間に合わなかった。帰りは同道だ。よろしく頼む』
『おう、お前、毎日、多忙の時を過ごしている、まあ~、ゆっくりしろ!』
久しぶりに場所を変えて二人きりの時間を過ごす、二人が手を携えてやっている船舶の営業の業務について話し合う。
『なあ~、オキテス、今、お前が軸になってやっている営業活動だが、あのやり方はいいと考えている。いい結果に結びついている。ともにやっている俺は心強く感じている』
『そうか、そのようにお前に思われているとは、俺は嬉しい限りだ。結果がいいと結果を考えずに業務を遂行する。そこにこの業務の醍醐味を感じている。多くの客と出会う、船について語り合う。これが結構楽しい。商談が決まる、快感を感じる』
『それは重畳と言えるな、俺もそこまでやってみたい。集散所から受注を受け取るだけでもうれしく思っておるのだが』
『この業務、俺に向いているのかな?』
『俺から見ると、うってつけと見える』
二人は、感ずるところを話題にして、キドニアにおける午後の一時を過ごした。
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