あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

「駅」を観て泣きました

2008-03-27 18:10:58 | 日記
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「駅」を観て泣きました。
不器用な男がいて
過去をもつ女がいて
吹き溜まりのような場所で
行きどころのない冬を迎えている。

「駅」を観て泣きました
男には別れなければならない理由があり
女には許されてよいと思い込み
いつかその微妙さは駅でのさよならになり
待つ人のない大晦日を迎える

「駅」を観て泣きました。
男には仕事と離れられない宿縁が生まれ
女には男を捨てられないほどに孤独になり
二人は語らない過去の重さに耐えられず
初詣の朝を迎える。

「駅」を観て泣きました
男には栄光の日々が忘れられない母があり
女には離れられない腐れ縁の男がいる
ぶつぶつ切れてしまいそうな思いを結び付けようとしている
その場所でしか生きられない小さな人生があり
消えかかりそうな精一杯の糸が頼りない

その日はきのうと同じように見えるだけ
二人は、誰にも気づかれずにいる
それぞれに埋もれた記憶がある
淋しい港から続く海の色は深い
二人の姿は雪に埋もれていく


傘さして歩きたい

2008-03-27 16:34:34 | 日記
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傘さして
雨降る国道を歩いていたら
車の人が軽蔑を含んだ笑いをのせて
自分を一瞥して去っていった

雨の中を歩く人を気の毒がったり
金がない奴と同情するのはその人の勝手
でも、自分は傘さして歩きたい
歩いていることに感想など持たないで欲しい。
自分はただただ、傘さして歩きたいのです。

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