・・・・・・・・・・・・
「駅」を観て泣きました。
不器用な男がいて
過去をもつ女がいて
吹き溜まりのような場所で
行きどころのない冬を迎えている。
「駅」を観て泣きました
男には別れなければならない理由があり
女には許されてよいと思い込み
いつかその微妙さは駅でのさよならになり
待つ人のない大晦日を迎える
「駅」を観て泣きました。
男には仕事と離れられない宿縁が生まれ
女には男を捨てられないほどに孤独になり
二人は語らない過去の重さに耐えられず
初詣の朝を迎える。
「駅」を観て泣きました
男には栄光の日々が忘れられない母があり
女には離れられない腐れ縁の男がいる
ぶつぶつ切れてしまいそうな思いを結び付けようとしている
その場所でしか生きられない小さな人生があり
消えかかりそうな精一杯の糸が頼りない
その日はきのうと同じように見えるだけ
二人は、誰にも気づかれずにいる
それぞれに埋もれた記憶がある
淋しい港から続く海の色は深い
二人の姿は雪に埋もれていく
「駅」を観て泣きました。
不器用な男がいて
過去をもつ女がいて
吹き溜まりのような場所で
行きどころのない冬を迎えている。
「駅」を観て泣きました
男には別れなければならない理由があり
女には許されてよいと思い込み
いつかその微妙さは駅でのさよならになり
待つ人のない大晦日を迎える
「駅」を観て泣きました。
男には仕事と離れられない宿縁が生まれ
女には男を捨てられないほどに孤独になり
二人は語らない過去の重さに耐えられず
初詣の朝を迎える。
「駅」を観て泣きました
男には栄光の日々が忘れられない母があり
女には離れられない腐れ縁の男がいる
ぶつぶつ切れてしまいそうな思いを結び付けようとしている
その場所でしか生きられない小さな人生があり
消えかかりそうな精一杯の糸が頼りない
その日はきのうと同じように見えるだけ
二人は、誰にも気づかれずにいる
それぞれに埋もれた記憶がある
淋しい港から続く海の色は深い
二人の姿は雪に埋もれていく