あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

桂離宮の秋

2008-11-25 21:08:59 | 日記
大昔、修学院離宮を見学しました。

また、桂離宮を授業の一環として見学したことがあります。

秋の真っ盛りでした。

紅葉の赤が美しく

景色に映え、建物となじんだ雰囲気が何とも言えず

ただただ感動したことを覚えています。

京都の底冷えがもみじを真っ赤に染め

そして、枯葉を取り除いて美しさを際立たせるのです。

たまたま今日はNHKハイビジュン特集で桂離宮を放映していました。

桂離宮についてはちょっとだけ関心をもっていた時代もあったので

映し出される建物、その意匠どれも鮮明に覚えていますし

そのときの感動が蘇ります。

きっと、あのときの感動は

若さそのものだったのかもしれません。

例のごとくこけら葺きの職人の師匠と弟子が登場し

師匠の一徹で寡黙な姿に感動し

そして、ついでに涙しました。

やはり、自分は大工になるべきだった。

馬鹿なことを考えながら見てました。

桂離宮の紅葉は人工的自然の極致ですね。

そういえば、熊倉功夫教授がお元気な姿で解説をしていました。

放送大学の授業を受けましたし

江戸東京博物館での講演を聞きに行ったことがあります。

語り口が柔らかで日本の伝統美術や工芸

茶の美学にも詳しく、わくわくしながら講義を聞いたことを思い出しました。

お元気なのですね。

今はどのような活動をしているのでしょうか?

今日は仕事です。

2008-11-25 07:35:57 | 日記
よく、聞かれます。

「これだけの量の写真を撮ったり文章を書く時間がよくありますね。」

ちょっと、冷やかし半分

でも、「好きだからできるのですよ。」とは言えない。

すきと言うより、義務

義務と言うより生活習慣病

いや生活習慣病と言うより

依存症のようなもの。

食事をするようなもので

吐き出さないとストレスになる。

日々のほこりをたたき出すようなものですね。

そんな状態になってしまいました。

携帯依存症を笑えない。

でも、自分の目で見える範囲に限定しているので

ブレーキは多少は掛っているかもしれません。

小さく自分の内側を見れば

そこから世界が見える。

そんな大げさではないとしても

気分はそんな感じなのですね。

それと書くことで忘れる。

それが大きいかなあ。

だからというわけでもないのですが

他の人のブログはほとんど拝見していません。

またコメント等の対応ができていません。

これは技術的に難しいという年寄りなりの理由があります。

まあ、流すだけでそれでおしまいです。

それでいいのかどうかわかりませんが

それしかできないのです。

きっと、そのうち

「脱皮」

向こうから何かがやってきて

自分の中から扉を開くきっかけが生まれてくるかもしれません。

それまで、そのまま

それでいい。