あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

ひさしぶりに掃く垣根の花が咲いてゐる  山頭火

2008-11-27 18:58:00 | 日記
この時期

あちこちで山茶花が咲いている。

秋から冬を代表する花ですね。

この花が山茶花かどうかはわかりません。

「しずかといえばしづか、さびしいと思えばさびしい生活だった。」

山頭火は「鉢の子」の序としてこのような表現をしています。

山頭火の俳句は定型を打ち破った爽快さがあるのですが

「これいいね」と思われるものは案外少ないように思えます。

もちろん専門家や評論家ならあれこれ言うのでしょう。

もちろん、好きな句もありますし

印象的な俳人です。

でも、私には肩透かしなのですね。

これは、素人だからいえるかもしれません。

切捨ての爽快感に影があったり

美的潔さが感じられないのです。

いい調子かなと思って

読み直すと、妙に技巧的であったり、細工があったり

ときには説明的ですね。

ストレートに伝わってくる感動が乏しいのですね。

なぜか、彼の破壊的な日々のエピソードの方が俳句的であるように思えるのです。

でも、朝、トイレに持ち込む本の一つです。

私の好きなのは

「どうしようもないわたしが歩いてゐる」ですね。

でも、これって俳句的ではないですね。

この外れたぬくもりがお気に入りなのです。

野球音痴というか

2008-11-27 07:16:18 | 日記
私はプロ野球には関心がありません。

いまだにルールに馴染めません。

結局のところ今年は西武が優勝したということですが

どうゆう経緯で優勝したかについてはわかりません。

プロ野球中継の嫌いなのは、アナウンサーの過剰な言葉

そして、解説者の馬鹿げた解説かもしれませんね。

そう思うこともあります。

ですから、テレビでのプロ野球中継は見ることがありません。

ということは地上波のテレビはシーズン中

あちこちのテレビ局がプロ野球中継をしますから

見る番組が制限されます。

どうしてもケーブルテレビを見るようになります。

そして、東京へ移って来てからは

ミステリーとか時代劇になってしまいました。

そんなことから見始めたのが「シャーロック・ホームズ」

「剣客商売」などの番組です。

それまで時間的にも余裕がなくて見ていなかった番組を

見るようになったのは暇つぶしの幅を広げることになりました。

「シャーロック・ホームズ」は映画作りが精緻で

当時のロンドンの風景や風俗を知ることができて興味深いです。

「ポアロ」とセットにしてみています。

「剣客商売」は、時代劇が嫌いで

「実は・・・・」という身分を隠して、庶民生活に入り込むスタイルが

嫌いで、見ていませんでしたが、この番組だけはちょっと違っていました。

まだまだ、悪い奴は切られて当然のような展開は苦手ですが

それでも楽しめます。

野球が嫌いだと別の発見があるのですね。