退屈の合間で昼寝しています あきオジ

今月はラン展がありますね。
ここまで辛抱していれば溢れるほどの季節になりますね。

・・・・・

冬木の窓があちこちあいてる　　山頭火

上天気の顔が集まつて来る　　山頭火

霜とけ島光る　　山頭火

・・・・・

いつまでも待つでもなく　　あきオジ

・・・・・

ひとりごとくりごともあり赤ちょうちん あきオジ

神代植物公園です。
温室以外は冬眠状態ですね。

・・・・・

葬式のきものぬぐばたばたと日がくれる　　放哉

片つ方の耳にないしよ話しに来る　　放哉

なんにもたべるものがない茶屋の客となる　　放哉

（「何もない」という表現に放哉の魅力がありますね。）

・・・・・・

考えることもわすれる寒さかな　　あきオジ

とりあえずすることさがす退屈さ　　あきオジ

・・・・・・・

草間弥生を取材した番組を見ました。
以前、録画しておいた番組です。

このドキュメントを見るたびに
新しい衝動が起きます。
不思議な人ですね。

天才とはそんなものかもしれません。

・・・・・・

蝋梅が咲きし角でバスを待ち あきオジ

神代植物公園の蝋梅です。
そろそろ咲き始めますね。

・・・・・・・

埋火や春に減ゆく夜やいくつ　　蕪村

しら梅のかれ木に戻る月夜哉　　蕪村

寝た人に眠る人あり春の雨　　蕪村

（時間のずれを生かした技巧を尽くした句ですね。それをいいとするかどうか私には分かりませんが、専門家が好みそうな句ですね。）

・・・・・・

ちょっとまて言いたる先の梅の花　　あきオジ

車窓から冬作業みえる青梅線　　あきオジ

・・・・・・・

「薔薇の名前」を劇場で見てきました。
劇場の大画面と音楽の迫力は家では経験できませんね。

内容の深い、興味深い映画ですね。

・・・・・・・