あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

人暮らす匂いも消えし下宿あり あきオジ

2012-02-22 06:28:06 | 日記
聖橋から見える風景です。

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藁屋根草はえれば花さく  放哉

木魚ほんほんたたかれまるう暮れて居る  放哉

(このような句は放哉でなければ浮かばないものですね。それに表現も新鮮ですね。)

水車まわつて居る山路にかかる  放哉

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一度だ雪に迷った記憶あり  あきオジ

誰もかれも雪をめぐみと語る街  あきオジ



何となくその気にならぬ梅がさく  あきオジ

2012-02-22 06:09:33 | 日記
湯島聖堂の椿です。

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赤貧にたへて髪梳く霜夜かな  飯田蛇笏

藁つむや多大峰は雲のなか  飯田蛇笏

ぬすびとに夜々の雨月や瓜畠  飯田蛇笏

(現実的なほこり臭さなどない、構築された美学なのですね。)

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ちらついた雪に駆けだす児らの声  あきオジ

眠ささえ春の気配となりにけり  あきオジ

苺うるタオル鉢巻きかしましき  あきオジ

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昨日、水泳を気合をいれてしたのですが
お陰さまでよく眠れました。
いっぱい眠りましたが
頭はぼーとしたままです。

まあ、それもいいか。

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あるからいいなくてもいいと雪が続く  あきオジ

2012-02-22 05:59:53 | 日記
ラン展で出品されたガラスです。
バラ展でも思ったのですが、花と花器をセットにした展示を工夫したらいいと思います。

いつも花器を楽しみにしています。

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この道しかない春の雪ふる  山頭火

けふはここまでの草鞋ぬぐ  山頭火

飲みたい水が音たててゐた  山頭火

(人は自分らしくにこだわらなくて地が出るものなのですね。)

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すっぽんの宣伝もあり夜が明ける  あきオジ

座り込む若者もあり春いちばん  あきオジ

うるさいと言いたくもなるこごとかな  あきオジ

(最近は年寄りの小言を聴かなくなりましたね。年寄りの出る舞台させまくなりましたが、一人で楽しむ世界は大きく広がりましたね。)

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