あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

どうしても行かねばらない冥途哉  あきオジ

2012-02-16 04:56:02 | 日記
中華街の入り口ですね。
異国に地で生涯を終える。
そんな人生もあるのですね。

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福寿草どうにかなると思うころ  あきオジ

根性をしぼる気力もない寝どこ  あきオジ

何もかも中途半端な雨になり  あきオジ

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何となく俳句(もどきであっても、俳句とは言いたくないような)を作っていますが、そんな真面目なものではなく、上達する願いもない。単なる日々の生活メモでいいいと思っていますし、それ以上ではありません。それくらいがちょうどいいですね。時制を合わせるとか、文法的な整合性など気にせず、推敲もせず、思いついたら書いて見るだけなのですね。当然、パソコンの前に座ったときに思いついたものであっても、吟行などありませんし、ノートメモなどしたことなどありません。その気楽さが長続きの秘訣なのでしょうかね

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桜がりきどくや日々に五里六里  芭蕉

命二つ中に生きたる桜哉  芭蕉

植る事子のごとくせよ児桜  芭蕉

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船見れば乗ってみたいと茶をすすり   あきオジ

2012-02-16 04:41:29 | 日記
みなとみらいには大きな船がある。
それだけで嬉しいですね。
船の追っかけオジさんがいますね。
「撮り鉄」もいるのですから「撮り船」もいるのは不思議ないですね。

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最近、カメラファンが一気に増えましたね。
老人が増えてきたこと
簡単カメラがいっぱいでてきたこと
パソコン利用の範囲ならカメラ以外の費用が必要ないことなどがあるのでしょう。

お手軽カメラ教室などで指導を受ければ
あとは熱心さとこだわりだけで面白い。

それからカルチャーセンターや大学の公開講座も年寄りでいっぱいですね。
日本の年寄りは「じっとして」いられないのですね。

私も典型的な日本人です。

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明けてくる鎌をとぐ  山頭火

花いばら、ここの土にならうよ  山頭火

山ふところのはだかとなり  山頭火

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駅に立ち行き先探す春近し  あきオジ

どうにでなれといわずも冬終わる  あきオジ

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風邪引いて完全防具の仲間入り  あきオジ

2012-02-16 04:19:24 | 日記
みなとみらいです。

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週末にはラン展を見に行こうかと思っています。
それはそれは人出の多い大イベントですが
素人がみるだけでも段々出品者も
内容も勢いがなくなっているように思えます。

宿命的なものですが「続ければ飽きる」のです。

企業にお勤めの人は、常に新しくしていかないと
ライバルの負けてしまう。
そんな追っかけっこの中で頑張っているのですね。

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陽が昇るわずかなずれに春があり  あきオジ

むずかしい言葉もなくて梅が咲き  あきオジ

難しくしなくてもいいと春ちかし  あきオジ

(今の常識やルールは次の世代には時代遅れのものになるのでしょうね。俳句なども他の表現世界が広がっていって新しいスタイルに変わるかもしれませんね。とりあえず、季語の拘束はなくなるような気がします。道具にすぎないという考え方と時代が季語で表現できないという考えに傾くのではないのでしょうか。そこまで長生きできるか分かりませんし、それほど熱心ではありませんからね。)

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自らをののしり尽きずあふむけに寝る  放哉

何か求むる心海へ放つ  放哉

(教養ある俳人は漢字を多用し、漢詩の心象風景表現を再構成するものなのですね。教養があり、「常識を承知していますよ。」そんなことをちらつかせて俳句的軽さを目指すのですね。山頭火も放哉も、そんな道筋をたどったのですね。ご苦労様です。

心をまとめる鉛筆とがらす  放哉

(本当は、「こんなことを表現したい」が、ありながら、さりげない言葉にしてしまう。窮屈なのでしょうね。そんな気がします。)

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雪降りて「ご苦労様」のいそぎあし  あきオジ

あるものはあるが里山冬景色  あきオジ