ひらがな。口語体。擬態語。それがこだわり。
でも、そう簡単ではありませんね。
・・・・・・
そうぞうしい音もなくて春近し あきオジ
(卒業した若者は、下宿を出ていきます。ご苦労様です。)
いまどきは雪解けまちて薪を入れ あきオジ
物語一人で動く春の香よ あきオジ
・・・・・・・
句は、どこで作りますか?そんな問いかけがありました。それは、その場の思いつきです。書きためることもしません。そんな面倒なことは性分にあいません。ですから、吟行などありませんし、句会にも行ったことがありません。当然、師もなく、結社加入もありません。その気楽さを楽しんでいます。ですから、句の常識や時制の歪み、脈絡のなさなどが気になりますが、そんなことは気にしないことにしています。振り返りから気になるのです。振り返らないから反省もないのです。いつか、その気になったら、そうしましょう。いまは、その時期ではありません。そんな気がしています。
・・・・・
そつたあたまが夜更けた枕で覚めて居る 放哉
あついめしがたけた野茶屋 放哉
すつかり病人になつて柳の糸が吹かれてゐる 放哉
・・・・・・
私は山頭火だけでなく一茶もそうですが、動物を素材にした俳句は好きではありません。本当の姿とはかけ離れた人間の身勝手な思いこみによる句が多いと思っているからでしょうか。ですから一茶の雀や馬を素材にした句は、「しかたなし」に取りあげますが、多くのばあいは、パスです。人の一方的な思いこみの疑似表現のいやらしさを感じるからなのでしょうか。子犬をみて、「ああ、可愛い」といって抱き寄せようとしたら、噛みつかれた。それならいいような気がします。でも、その微妙さ、輪待ってわかってもらえるでしょうか。
まあ、いいか。
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でも、そう簡単ではありませんね。
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そうぞうしい音もなくて春近し あきオジ
(卒業した若者は、下宿を出ていきます。ご苦労様です。)
いまどきは雪解けまちて薪を入れ あきオジ
物語一人で動く春の香よ あきオジ
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句は、どこで作りますか?そんな問いかけがありました。それは、その場の思いつきです。書きためることもしません。そんな面倒なことは性分にあいません。ですから、吟行などありませんし、句会にも行ったことがありません。当然、師もなく、結社加入もありません。その気楽さを楽しんでいます。ですから、句の常識や時制の歪み、脈絡のなさなどが気になりますが、そんなことは気にしないことにしています。振り返りから気になるのです。振り返らないから反省もないのです。いつか、その気になったら、そうしましょう。いまは、その時期ではありません。そんな気がしています。
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そつたあたまが夜更けた枕で覚めて居る 放哉
あついめしがたけた野茶屋 放哉
すつかり病人になつて柳の糸が吹かれてゐる 放哉
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私は山頭火だけでなく一茶もそうですが、動物を素材にした俳句は好きではありません。本当の姿とはかけ離れた人間の身勝手な思いこみによる句が多いと思っているからでしょうか。ですから一茶の雀や馬を素材にした句は、「しかたなし」に取りあげますが、多くのばあいは、パスです。人の一方的な思いこみの疑似表現のいやらしさを感じるからなのでしょうか。子犬をみて、「ああ、可愛い」といって抱き寄せようとしたら、噛みつかれた。それならいいような気がします。でも、その微妙さ、輪待ってわかってもらえるでしょうか。
まあ、いいか。
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