あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

焼き芋の売り場消えて雛あられ  あきオジ

2012-02-25 06:07:25 | 日記
もう、難しいことは考えず
好き勝手
あるがままを大切にして暮らしたいですね。

いつも「そろそろ」と考えるのです。

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説明もなけど愉快な二人つれ  あきオジ

歳時記を探すためらい花もなく  あきオジ

嫌いだと言いだす人の厚化粧  あきオジ

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茶の花のちるばかりちらしておく  山頭火

いつしか明けてゐる茶の花  山頭火

冬が来てゐる木ぎれ竹ぎれ  山頭火

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白壁の街に梅咲く絵のごとく  あきオジ

2012-02-25 05:53:13 | 日記
湯島聖堂の壁です。
いかにもという物々しさですが
それはそれですね。
まあ、いいか!
それが私のスタイルです。

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老醜をさらしてCMに登場するかつてのスター
それも懐かしみ人もいれば、見た句ない物を見た。
そんな思いもあるのですね。
そんあことを昼休みに語り合いました。

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人間並の風邪の熱出して居るころよ  放哉

都のはやりうたうたつて島のあめ売り  放哉

淋しい寝る本がない  放哉

(この句はお気に入りです。現代的な感じがします。人間はハード、そしてソフトを取り込まないと機能しない。そんな時代の句ですね。)

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ありがたい感謝感謝で終える冬  あきオジ

物云わぬ賢さもあり冬木立  あきオジ

難しく考える人の春いちばん  あきオジ

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本捨てる潔さうむ春一番  あきオジ

2012-02-25 05:44:00 | 日記
ランの過剰なまでの装飾性を好む人もいれば
春ラン、寒蘭をこのむ人もいます。
それぞれの好みがあるからちょうどいいのですね。

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鶯の二声はなく枯木かな  蕪村

(このような技巧的な句で、解説を読まないと味わいが得られない句は苦手ですね。)

絶頂の城たのもしき若葉哉  蕪村

うき草を吹あつめてや花むしろ  蕪村

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蕪村立つ庭に梅咲くころになり  あきオジ

尻尾ふる犬高貴なる面構え  あきオジ

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