あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

桜まち手帳をひらく日は長く  あきオジ

2012-02-17 05:55:30 | 日記
みなとみらいです。
春になればいろいろな花も見えてきます。
今がじっとしている季節です。

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春寒し水田の上の根なし雲  河東碧梧桐

春の寒さたとえば蕗の苦みかな  夏目成美

(この夏目成美という俳人、現代作家を想わせる鋭さがあり、いいですね。注目しています。次に目を向けたい俳人です。)

公達に狐化けたり宵の春  蕪村

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深刻な顔もせずに春を待つ  あきオジ

いずかにかあるか見えぬ休みどころ  あきオジ

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落語聞く春の陽ざしにまどをあけ  あきオジ

2012-02-17 05:44:58 | 日記
大桟橋の風景です。
春の気配ですね。

明日は都合がつけばラン展に出かけます。
ラン展も年々活気が薄くなります。
需要が少なくなり、業者もシフトを変えているのでしょうかね。
でも、それなりに楽しめます。

春の花の代表ですから
いっぱい写真にします。
楽しみにしています。

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青葉の奥へなお径があつて墓  山頭火

木かげは風がある旅人どうし  山頭火

日の光ちよろちよろとかげとかげ  山頭火

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あるだけでいいと語りし梅の花  あきオジ

犬連れていずこへいくかたよりなき  あきオジ

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雪の中世に出るように家をでる  あきオジ

2012-02-17 05:30:20 | 日記
今日も寒いですが
少しずつ暖かい日がやってきます。
ありがたいことです。

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ドア開ける一瞬に春入りこむ  あきオジ

深大寺さらさら回る風車  あきオジ

ここにいる誰か見てくださるか  あきオジ

(人は自分が生きていたことさえ忘れられるのが怖いのかもしれませんね。)

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悪いことをすると、その事実を忘れられない。その事実を懸命に肯定するしかない。
そんな辛さが罰になりますね。

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人も見ぬ春や鏡のうらの梅  芭蕉

(芭蕉にも、素人からみれば「だからなに?」という句もいっぱいありますね。専門家ならありがたさや境涯の深さなどを懸命に読みとり解釈もするのでしょうが素人は簡単に片づけてしまいます。その定型が私かもしれません。まあ、いいか。)

かぞへ来ぬ屋敷屋敷きの梅やなぎ  芭蕉

いざよひもまだ更科の郡哉  芭蕉

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