あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

雪ふれど動きかわらぬ鳥ひとつ  あきオジ

2012-02-08 06:47:10 | 日記
昨日は雨でした。
写真を撮りに出かける予定でしたが
濡れてまで撮ろうというほとの熱心さはありませんから
泳ぎに出かけた程度でした。
今日も仕事はありません。
どうしましょう。

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春雨や蓬をのばす草の道  芭蕉

春雨や蓑吹きかえす川柳  芭蕉

何の木の花とはしらず匂哉  芭蕉

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俳句は鑑賞するのもいいですが、作るものなのですね。そして、何よりも生臭さをはずして「群れて楽しむ」ものなのかもしれませんね。

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一気が描きそれもありそうな地蔵あり  あきオジ

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雪ふりて遊ぶごろく駆ける児ら   あきオジ

2012-02-08 06:22:25 | 日記
神代植物公園の温室です。

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雪の戸ひそひそ叩いて這入つてしまつた  放哉

雪空火を焚きあげる雪散らす  放哉

うす化粧して凍てた道をいそぐ  放哉

(素人だから分かるのでしょうか、放哉は色気たっぷりの技巧的な時代から、一皮むけて、技巧から解き放たれたときが面白いですね。)

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一つ一つの俳句はそれなりのものであっても、それを並べると、その人の歴史が見えて来る。それが俳句の面白さなのでしょうかね。退屈でも意欲が萎えても止めないことですね。

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もう少し生きてみたい雪景色  あきオジ