あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

声掛ける気楽さ消えて春めぐり  あきオジ

2012-02-18 20:03:21 | 日記
みなとみらいですね。

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俳句を作る気などさらさらなく
俳句の形式を借りた人生メモのようなものですね。
それくらいがちょうどいいですね。

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夕燕我には翌(あす)のあてはなき  一茶

菫越して小さき風や渡りけり  篠原温亭

かげろうやほろほろ落つる岸の砂  服部土芳

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貧乏も季語になるかと聞いてみる  あきオジ

何事も過ぎて消えて過去もなし  あきオジ

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梅の花さもあればあれ霙ふり  あきオジ

2012-02-18 19:29:56 | 日記
みなとみらいの風景です・
モダンなものと古いものが調和された珍しいところですね。

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どうしようもないわたしが歩いている  山頭火

こほろぎに鳴かれてばかり  山頭火

(「鳴かれて」の用法うがいいですね。意外性があって面白いですね。)

けふもよく働いて人のなつかしや  山頭火

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自負心と負い目がごちゃまぜになってでたり入ったり、それが山頭火なのですね。達観と言うか諦観言うのか分かりませんが、。観念として理解されている人のせつなさなのでしょうかね。自己分裂をしていますね。

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あるがまま生きると言い切る春になり  あきオジ

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過ぎたこと霙になりてとどまらず  あきオジ

2012-02-18 19:13:45 | 日記
みなとみらいです。

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自らをののしり尽きずあふむけに寝る  放哉

ばたばた暮れきる客がいんだ座ぶとん  放哉

(放哉の句には、定型でなくても放哉のリズムがあり、それが面白いのですが、これは破調のままですね。そんな気がしますが、ふてくさつたままで後片付けをしている姿が想像できて面白いですね。)

青空ちらと見せ暮るるか  放哉

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桜まつ世間話のとどまらず  あきオジ

あこれもこれも梅の花かかぐわしく  あきオジ

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