花菖蒲棘ある言葉を拾いだす あきオジ

これからは花菖蒲の季節ですね。
あの血管を連想する花弁は好きではありませんが
景色全体でみると楽しいですね。

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馬に乗つて河童遊ぶや夏の川　　村上鬼城

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こだわりて歩いてみたが何もなし　　あきオジ

積み重ねそして忘れてさようなら　　あきオジ

（人生は自分が思うほど重くはないのですが、自分で重くしてしまう。そんなものかもしれません。）

思いつく言葉なけれど句を作り　　あきオジ

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危うさに乗りてさりゆく唐津線 あきオジ

早起きするとテレビでローカル線を撮影したものを流す番組を見ることができます。
電車が走っているレール
いかにも土砂災害に逢ったら大変だろうな
そんな印象をもちます。
唐津線を映していましたが、危ういところを走っているのですね。

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島の小娘にお給仕されてゐる　　放哉

（謙虚さとはほどとおいところで暮らした放哉にとって、給仕をされていることが、逆に新鮮だったのですね。そんな気がします。）


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電車のりどこかにいきたい夏の雲　　あきオジ

振り返ることも忘れて祈る森　　あきオジ


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雨ふれば田舎暮らしを思いたり あきオジ

神代植物公園です。
これからは猛暑に堪える季節になりますね。
辛抱が必要な季節ですね。
でも、花のない季節のことを思えば
ずっと、楽しい季節ですね。

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疲れても嘆くことなく汗をふき　　あきオジ

（私も現役で働いた経験もありますが、同僚で過労によるストレスで自殺を図った人もいます。それぞれが、そんな辛いおもいをしながら電車で通勤しているのですね。）

瞑想をするのでもなく眼を閉じる　　あきオジ

（満員の電車の中をあれこれ句にする自分は、のんびりした涼しい部屋の中で身義茶を呑んでいるのですから迫力ありませんね。）

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あをあをと滝うらがへる野分かな　　角川春樹　　

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