やまぼうし礼を語る教師あり あきオジ

墨田川です。

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最近、俳句にも飽きてきました。
自分の作ったものは論外ですが
現代作家の作品のなかに刺激的なものにぶつからないのです。
上品で技巧的で滑らか
そんな句にしか出会いません。

また、変革を目指す作家は、難解な言葉を並べる厭らしさが気になります。
漢字の力に負けて居るのですね。

やぼったく、俗語でいながら下手うま
そんな句に遭遇して刺激を受けたいですね。

そのうちそんなこともあるでしょう。
それまでは惰性でいいか。

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親子猫牡丹見つめる不思議顔　　あきオジ

法事おえ団扇せわしき帰り道　あきオジ

御仏が細目で見るか夏木立　　あきオジ

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花菖蒲じぐざぐ道をのぼりゆき あきオジ

墨田川です。

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疲れていたので水泳を休みました。
水泳をするのも気力が必要なのですね。

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悲しくも説教うたがう人になり　　あきオジ

先達もなくて歩く秩父かな　　あきオジ

蛙なく畔道もなく夏になり　　あきオジ

過ぎし日々問う人もなくありがたき　　あきオジ

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角幡唯介が自転車でロシアを走破する番組を見ました。
内容の濃い番組でした。
自分の足で歩く
そこから全てが始まるのだなと思いました。

講釈だけ得意なじいさんほど迷惑なものはありませんね。

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新聞に投書することだけは止めようと思います。

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猛暑なり言い訳ほしい野の花よ あきオジ

暑いだけ
でも、だから夏
それを楽しむのも才覚ですね。

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歌うのもわずらわしくなり夏疲れ　あきオジ

やり直す思いもなくてまた夏が　　あきオジ

長過ぎていろいろありて篠すだれ　　あきオジ


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ひつそり咲いて散ります　　山頭火

（このような作意の見える句もありますが、その思いはいいですね。）

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饒舌も暑気払いとなり一眠り あきオジ

地方を旅する番組があり、よく見ます。
名も知らない小さな町が出てきて
そこで暮らす人の日々が紹介されます。

そこに映されている人々は
根っ子のある生活をしています。
伝統を大切にし、家族を守ることを大切にしてます。

それだけでない現実が溢れているのでしょうが
しっかり、生きている
そんな姿を見るだけでも嬉しくなります。

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総括をしたがる人の太き指　　あきオジ

眠るだけただそれだけの猛暑なり　　あきオジ

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照付けてひかりも暑し海の上　　服部嵐雪

「ありがたい」口からこぼれる水もあり あきオジ

「朝日のように爽やかに」でアップしたものです。
最近は横着して画像を流用しています。
この画、自分として気に入っています。
でも、意味不明なのです。
まあ、いいか。

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噛みしめる味も抜けさうな歯で　　山頭火

（色合いを排除し、感情移入せず、饒舌にならないように、そんな山頭火が好きです。抑制された言葉から溢れる思いを想像するのが好きです。）

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感謝する大人になれぬ子が眠り　　あきオジ

周囲など見えぬ若さも眩しくて　あきオジ


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