あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

羽折り脱ぐ粋なしぐさも江戸前で  あきオジ

2012-06-21 05:26:30 | 日記
今日は仕事があるので、朝からばたばたしています。
そろそろ辞めたいのですが
背広を着る機会がなくなると
服装までも引退した気分になりそうです。


油断すると社会と離れた存在になりそうです。
でも、それも贅沢なことなのですね。

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逃げ回る人生もあるのですね。
いつ逮捕されるか分からない恐怖の日々
そんな人もいるのですね。
形は違っていても、人は怯える存在なのかもしれませんね。

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肩へかけると活つ手拭  武玉川

(格調高い俳句も楽しいですが、気楽に世相を言葉にした川柳は洒落てますね。)

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一つ脱いで後に負ひぬ衣がへ  芭蕉

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子が大事あれこれ騒ぐ親見える  あきオジ

何もないカレンダーを確かめる  あきオジ

山頭火藁屋の里山歩きけり  あきオジ

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大川に相撲甚句を浮かべる夜  あきオジ

2012-06-21 05:07:05 | 日記
今日は台風一過の爽快な
そうはいかないようです。

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霰ふりやむ大地のでこぼこ  放哉

にくい顔思ひ出し石ころをける  放哉

(こんな句に出会うとほっとしますね。)

ただ風ばかり吹く日の雑念  放哉

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水たまり気にせず歩く黒き犬  あきオジ

紫陽花を背にして歌う数え唄  あきオジ

どうしても句にしてみたい紫陽花山  あきオジ

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権太楼聞いて寝入る梅雨つづき  あきオジ

2012-06-21 04:51:29 | 日記
高幡不動の紫陽花の写真を撮りに出かけました。
老人が出ていますね。
年々名所の雰囲気が出てきました。

最近、ホームに在院している人たちが介護の人に引率されて花を楽しむ風景に出合いますね。
そこまで余裕が生まれたのですね。

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空をみてためらいもなく蒲団ほす  あきオジ

青空はこんなことか梅雨晴れ間  あきオジ

どこまでも紫陽花山をのぼる人  あきオジ

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夏草や兵どもが夢の跡  芭蕉

五月雨を集めてはやし最上川  芭蕉

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