あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

天使舞う虹が浮き出る川わたる  あきオジ

2012-06-27 05:48:31 | 日記
よく寝たので気持ちがいい朝です。
今日は仕事です。
仕事がある日は何も浮かんできません。

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今話題の「スパルタカス」を見ました。
時代はここまで来てしまったのかという映像です。
私の年代のものは時代劇が限度ですね。

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手を打てば木霊に明くる夏の月  芭蕉

一つ脱いで後ろに負ひぬ衣更  芭蕉

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なんとなく蕎麦のあとに西瓜食う  あきオジ

虹わたる多摩川のさき電車ゆき  あきオジ




紫陽花が客引く蕎麦屋かな  あきオジ

2012-06-27 05:34:19 | 日記
昭和記念公園の紫陽花です。

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畑から暮れてもどる百姓  放哉

暮れかかる旅の山かなしく  放哉

(放哉はきっと、俳人になりきれず、俳句の形式を最後までつかみきれない人ではなかったのではないかと思うのです。表現したいものがいっぱいあり、自分の思いを「何もない」表現に託そうとして、成功する句はすくなく、師が添削して句に成った。そんな俳人であるような気がします。俗世のときに教養人としての自負心にみちた句はなぜか評価されることはありませんが、俳句は全体の変遷を楽しむものなのかもしれません。素人の私にはそんな読み方が似合います。)

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青き山至福の風が通り抜け  あきオジ

「蜂が刺す」それもありて花菖蒲  あきオジ

たどたどしい言葉をさがす蓮の池  あきオジ

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無作法な若者なげく暑さかな  あきオジ

2012-06-27 05:19:15 | 日記
昭和記念公園のとけい草です。
面白い形ですが不気味ですね。

素朴で「しみじみ」がある花がいいですね。

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花守は野守に劣るけふの月  蕪村

(古典的な知識が必要な蕪村は、解説付きの本でないと理解不能です。まあ、いいか。私は躊躇わずパスします。学生のような知識ではありませんからね。)

十六夜やくじら来そめし熊野浦  蕪村

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言葉ならべう蕎麦を語るや深大寺  あきオジ

どうしてもそれもなくて豆腐食う  あきオジ

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