あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

さりげなくものいう梅雨に入りけり  あきオジ

2012-06-03 05:54:54 | 日記
神代植物公園です。

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国原の鬼と並びてかき氷  柿下多映

(先日もとりあげたような気がします。気になる句は、きっと、何かある句なのでしょう。

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貧しくも家族である日は遠くなり  あきオジ

(戦後、食べることに不自由する生活でした。だから、家族が家族になるしかないかったのかもしれません。ふと思い出しました。)

何もかも積み残したる夏がすぎ  あきオジ

恨みなきひかりの夏は静まりぬ あきオジ

2012-06-03 05:41:26 | 日記
昭和記念公園の夏です。

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青うめをうてばかつ散る青葉かな  蕪村

(優れた俳人は「ぶれない」ですね。視点もぶれないし、句を作るときの距離感も安定している。そんなことを思います。)

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梅青く土蔵の扉閉じたまま  あきオジ

青梅の山門くぐる昼休み  あきオジ

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日の名残りきらめきながき砂丘あり  あきオジ

2012-06-03 05:16:42 | 日記
昭和記念公園です。
ずいぶん、お世話になっています。
ありがたいことです。

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いがみ合う夫婦に衆雨通り抜け  あきオジ

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数年前のブログを読むと、俳人に興味をもった過程とか、作ってみたような気恥かしいような、そんな躊躇い。いつか
自分で作るようになったこと、厚かましくもこのブログで公開するようになった経緯が懐かしく思いだされます。
写真と組み合わせるアイディア、初心者は評論することはしてはいけない。こんなこだわりもありました。

そんなことが懐かしいですね。

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紫陽花におもたき朝日夕日哉  中村乙由

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