あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

茶髪夫婦品格みせる犬連れて   あきオジ

2012-06-24 06:27:12 | 日記
小僧と黒猫という組合わせが楽しいのです。
そのうち、老僧と黒猫の組み合わせで描こうと思っています。
もちろん、今の時代ではありません。

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何を求める風の中ゆく  山頭火

(放哉の代表句となると探すのが難しいのですが、山頭火にはいくつかあるような気がします。この句はわたしは好きです。表現が過剰で、「こんな句なら発表するな」と言いたいですが、それはそれで、いいのですね。門外漢で素人は、好きなものを好きだと言えるだけで十分です。)

炎天の稗をぬく  山頭火

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ひらがなでくらしていたい里の雨  あきオジ


糖尿の太っ腹にて高笑い  あきオジ

2012-06-24 06:14:23 | 日記
絵を描くのは写真とは別物ですね。
どちらも楽しいですね。

でも絵は「下手だ」という負い目が常につきまといます。

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何も忘れた気で夏帽をかぶつて   放哉

御祭の夜明の提灯へたへたとたたまれる  放哉

(自分だけとり残されている、そんな距離感を自ら望んでいるような、そうでないような。それが放哉の面白さですね。「なりきる」というこだわりの裏には声をかけられたいという思いがあるのでしょうね。)

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品さだめ苺ほおばる口のまま  あきオジ

(最近の女性のあれこれの品定めはすさまじいですね。そんな時代になってしまいましたね。そろそろ世間からも引退したいですね。)

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紫陽花の玉に納まる五重の塔  あきオジ

2012-06-24 06:06:05 | 日記
高幡不動の五重の塔です。

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写真一枚と一句という組み合わせでいこうと思っています。
でも、ことのほか難しいですね。

そういえば「フォト5.7.5」というNHKの番組消えてしまいましたね。
視聴率が伸びなかったのでしょうかね。
頑張っているわりには展開が淋しかったような記憶があります。

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荒海や佐渡に横たふ天の河   芭蕉

(計算づくのスケールの大きさ。それが芭蕉であるのですが、格調の高さが疲れます。「俳句はため息」のようなものだと思っている私には「なるほど」「さすが」で言葉が終わってしまいます。一茶のそこまで言うかね。という感想とは違っていますね。