あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

人消えて畦に残れり花菖蒲  あきオジ

2012-06-17 04:45:46 | 日記
昭和記念公園の花菖蒲です。

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少しずつ数を少なくしています。
でも、何となく言いたりない。
そんなこともあるのです。
初心者とはそんなものなのでしょうかね。

自分勝手に10年続ければ、いくつかお気に入りの句もできるかもしれません。
きっと、それは偶然であるし
振りかえってみたら見える富士
そんな感じなのでしょうね。
それが楽しみです。

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一つあれば事足る鍋の米をとぐ  山頭火

しみじみ生かされてゐることがほころび縫ふとき  山頭火

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一駅の紫陽花旅行の贅沢さ  あきオジ

ひらがなで梅雨を句にする暇つぶし  あきオジ

花菖蒲陣とりしている池にあめ  あきオジ

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雨の中紫陽花写す腰が引け  あきオジ

2012-06-17 04:31:39 | 日記
興味をもている。
それも若さであり
才能なのですね。

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老人が老人となる坂の雨  あきオジ

自転車の居場所失う雨続き  あきオジ

柏餅ならび季節をうしないて  あきオジ

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衰に夜寒逼るや雨の音  夏目漱石

旅にやむ夜寒や世は情  夏目漱石

(夏目漱石が小説に移っていったのは、表現したいことが多かったのでしょうね。まとまったものを表現するためには、俳句では構築できませんからね。)

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余技でいい暇つぶしでいい句をつくり  あきオジ

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蝸牛退屈ひきづる真昼どき  あきオジ  

2012-06-17 04:23:34 | 日記
疲れが抜けない年齢になりました。
でも、これからが本番です。
俳句集を読むたびに気合が入ります。

とりあえず、その日分だけの元気がでるように読んでいます。

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化そうな傘かす寺の時雨哉  蕪村

古傘の婆娑と月夜のしぐれ哉  蕪村

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あっさりと未練も捨てる雨の朝  あきオジ

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紫陽花の繁み抜ければ甲斐の山  あきオジ

2012-06-17 04:14:36 | 日記
今日も雨模様ですね。
雨の日は雨を楽しむ。
そんな体裁のいいことを言えなくなりました。

飽きることそして退屈すること
これが私にとっての難敵ですね。

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五月雨や胸につかえるちちぶ山  一茶 

(江戸から信州に戻るときの句でしょうか。秩父が新鮮に聞こえます。当時の旅は「当たり前」のものですが、今の時代の物差しでいえば、大変だったでしょうね。時代によって「当たり前」が違うのですね。

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江戸時代、デートの約束時間はどの程度のものだったのでしょうかね。一時間単位で決めたのでしょうか。

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残すものあればあれで煩わし  あきオジ

紫陽花をコーラ瓶に挿してお出迎え  あきオジ

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