あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

百合が咲くおしべめしべもありました  あきオジ

2012-08-03 06:25:31 | 日記
百合は純潔の象徴
だから
マリアのアトリビュートである百合を描くときは
めしべだけ描いておしべは描かないのが「お約束」なのだそうです。

それを無視したのがレオナルド・ダ・ビンチ
そこからだけではないでしょうが
レオナルドが深い信仰をもっていなかったと主張する人がいます。

どうでもいいけとですが
そのように隠したり、見ないことにしている事実は多いですね。

システィーナ礼拝堂のミケランジェロ「最後の審判」の審判
原画は布で体を覆っていないのだそうです。
本当の事は知らず
知ったことにしている。
そんなことが多いですね。

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「はじめて知った」とか「本当ですか」
そんなものの言い方が通じる時代だとすれば間抜けですが
そのような言い訳が通じると思いこんでいる人たちがまだまだいっぱいですね。

「信じていた」とは無茶な言い方ですが
こんな言い訳を使えるのですから
長閑なのですね。

あらゆることは起こる。
あってはならないことはある。
信じられないことをしてしまうもの。

そんな覚悟をしないと言い訳おじさんになってしまいますね。

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信じてるそんな言い方する母の心配限りなくて  あきオジ

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この先にステテコ坊主がおわします  あきオジ

2012-08-03 05:57:10 | 日記
青梅のトンカツ屋です。
営業しているかどうか分かりません。
なぜか、お気に入りの場所で
青梅に来るたびに写真を撮ります。

どうも、写真の技術とか加工に興味がなくて
面白みがありませんね。
その辺りに気配りし
工夫すれば楽しいでしょうが
「面倒なこと」は苦手なのです。

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坂道の先に何があるか
見えないと気になりますね。
そんな頭の中の意識を映像にできると楽しいでしょうね。

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今日は写真を撮りに出かけます。
泊まってきます。
あるいは寝ているだけかもしれません。

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振り返ることもさびしき盆終り  あきオジ

歳時記を仕舞いこみたる記憶なし  あきオジ

夕焼けの青梅街道バスがゆき  あきオジ

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軸抜けたふらふら歩行の猛暑かな  あきオジ

2012-08-03 05:45:21 | 日記
馬鹿が歩いて行く
そんな言い方される人
いいですね。
冷笑されても自分流
自分のやりかたを満喫しているのですから。
それはかなり強い人ですね。

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常識に逃げる暮らしに風吹かず  あきオジ

常識があるふりした日々遠くなり  あきオジ

僧語るブッダの姿は遠くなり  あきオジ  

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木かげは風ある旅人どうし  山頭火

空へ若竹のなやみなし  山頭火

どうしようもないわたしが歩いてゐる  山頭火

(この句がお気に入りです。ちょっと過剰な気もしますが「まあいいか」ということでしょうか。
はみ出し過ぎで、剥きだし過ぎるのでしょうが、これくらいでなければ、突破口は開きませんね。)

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