中東のあちこちの戦争を新聞記事で読むと
報復の連鎖が民族の宿命のように見えてきます。
報復のための報復も生きているために不可欠
それも民族の歴史なのでしょうかね。
・・・・・・
ちょっと読みにくいのですが山上憶良の貧窮問答歌です。
年に一度は取りあげています。
このブログは「俳句」を中心にしていますが
そんなことはおかまいなしです。
旅人、家持、憶良は人生を詠った代表的な歌人ですね。
・・・・・
貧窮問答歌一首 短歌を并(あは)せたり
山上 憶良
風雑(まじ)り 雨ふるよ(夜)の 雨雑(まじ)り 雪ふるよ(夜)は すべ(術)もなく 寒くしあれば 堅塩(かたしほ)を 取りつづしろひ 糟湯酒(かすゆざけ) うちすす(啜)ろひて しはぶ(咳)かひ 鼻びしびしに しか(然)とあらぬ ひげ(鬚)かき撫(な)でて あれ(吾)をお(除)きて 人はあらじと ほこ(誇)ろへど 寒くしあれば 麻ぶすま(衾) 引きかがふ(被)り 布かた(肩)衣(ぎぬ)
あ(有)りのことごと きそ(着襲)へども 寒き夜(よ)すらを われ(我)よりも 貧しき人の 父母は 飢ゑ寒(こご)ゆらむ 妻子(めこ)どもは 乞(こ)ひて泣くらむ 此の時は いか(如何)にしつつか 汝(な)がよ(世)はわた(渡)る 天地(あめつち)は ひろ(広)しといへど あ(吾)がためは 狭(さ)くやなりぬる 日月(ひつき)は あか(明)しといへど あ(吾)がためは 照りやたまはぬ 人皆か あ(吾)のみやしか(然)る わくらばに ひと(人)とはあるを ひとなみ(人並)に あれ(吾)も作(な)れるを 綿もなき 布(ぬの)かた(肩)衣(ぎぬ)の みる(海松)のごと わわけさ(下)がれる かかふ(襤褸)のみ 肩に打ち懸け ふせいほ(伏廬)の まげいほ(曲廬)の内に 直土(ひたつち)に 藁(わら)解き敷きて 父母は 枕のかた(方)に 妻子(めこ)どもは 足(あと)の方(かた)に 囲(かく)み居(ゐ)て 憂(うれ)へ吟(さまよ)ひ かまど(竈)には 火気(ほけ)ふ(吹)きた(立)てず こしき(甑)には くも(蜘蛛)のす(巣)か(懸)きて 飯(いひ)炊(かし)く 事もわす(忘)れて ぬえ(鵼)鳥(どり)の のどよ(呻吟)ひ居(を)るに いとのきて 短き物を 端(はし)き(切)ると 云(い)へるが如(ごと)く 楚(しもと)取る さとをさ(里長)がこゑ(声)は 寝屋ど(処)まで 来立ち呼ばひぬ かくばかり すべ(術)なきものか 世間(よのなか)の道
世間(よのなか)をう(憂)しとやさしとおも(思)へども飛び立ちかねつ鳥にしあらねば
・・・・・・
過労死もありてバブル残り花 あきオジ
原爆碑風化される言葉あり あきオジ
被災者の悲しみだけが残る夏 あきオジ
過ちの連鎖の夏をやりすごし あきオジ
・・・・・・
報復の連鎖が民族の宿命のように見えてきます。
報復のための報復も生きているために不可欠
それも民族の歴史なのでしょうかね。
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ちょっと読みにくいのですが山上憶良の貧窮問答歌です。
年に一度は取りあげています。
このブログは「俳句」を中心にしていますが
そんなことはおかまいなしです。
旅人、家持、憶良は人生を詠った代表的な歌人ですね。
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貧窮問答歌一首 短歌を并(あは)せたり
山上 憶良
風雑(まじ)り 雨ふるよ(夜)の 雨雑(まじ)り 雪ふるよ(夜)は すべ(術)もなく 寒くしあれば 堅塩(かたしほ)を 取りつづしろひ 糟湯酒(かすゆざけ) うちすす(啜)ろひて しはぶ(咳)かひ 鼻びしびしに しか(然)とあらぬ ひげ(鬚)かき撫(な)でて あれ(吾)をお(除)きて 人はあらじと ほこ(誇)ろへど 寒くしあれば 麻ぶすま(衾) 引きかがふ(被)り 布かた(肩)衣(ぎぬ)
あ(有)りのことごと きそ(着襲)へども 寒き夜(よ)すらを われ(我)よりも 貧しき人の 父母は 飢ゑ寒(こご)ゆらむ 妻子(めこ)どもは 乞(こ)ひて泣くらむ 此の時は いか(如何)にしつつか 汝(な)がよ(世)はわた(渡)る 天地(あめつち)は ひろ(広)しといへど あ(吾)がためは 狭(さ)くやなりぬる 日月(ひつき)は あか(明)しといへど あ(吾)がためは 照りやたまはぬ 人皆か あ(吾)のみやしか(然)る わくらばに ひと(人)とはあるを ひとなみ(人並)に あれ(吾)も作(な)れるを 綿もなき 布(ぬの)かた(肩)衣(ぎぬ)の みる(海松)のごと わわけさ(下)がれる かかふ(襤褸)のみ 肩に打ち懸け ふせいほ(伏廬)の まげいほ(曲廬)の内に 直土(ひたつち)に 藁(わら)解き敷きて 父母は 枕のかた(方)に 妻子(めこ)どもは 足(あと)の方(かた)に 囲(かく)み居(ゐ)て 憂(うれ)へ吟(さまよ)ひ かまど(竈)には 火気(ほけ)ふ(吹)きた(立)てず こしき(甑)には くも(蜘蛛)のす(巣)か(懸)きて 飯(いひ)炊(かし)く 事もわす(忘)れて ぬえ(鵼)鳥(どり)の のどよ(呻吟)ひ居(を)るに いとのきて 短き物を 端(はし)き(切)ると 云(い)へるが如(ごと)く 楚(しもと)取る さとをさ(里長)がこゑ(声)は 寝屋ど(処)まで 来立ち呼ばひぬ かくばかり すべ(術)なきものか 世間(よのなか)の道
世間(よのなか)をう(憂)しとやさしとおも(思)へども飛び立ちかねつ鳥にしあらねば
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過労死もありてバブル残り花 あきオジ
原爆碑風化される言葉あり あきオジ
被災者の悲しみだけが残る夏 あきオジ
過ちの連鎖の夏をやりすごし あきオジ
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