あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

鰯雲夕日をのせてきえてゆき  あきオジ

2012-08-23 06:22:07 | 日記
神代植物公園にはダリアがてもちぶたさに咲いていました。
そんなものですね。

しばらくは電車の追っかけをしましょうかね。

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すでにすつ裸の柿の木に物干す  放哉

淋しいぞ一人五本のゆびを開いて見る  放哉

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ありがたい西瓜のよこの楊枝かな  あきオジ

サンダルが消えた玄関半開き  あきオジ

もう少し生きてみようかと昼寝かな  あきオジ

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はなやかなベコニアだけの夏になり

2012-08-23 06:17:26 | 日記
球根ベコニアです。
競い合うから花なのかもしれませんね。
温室の中だけ華やかというのも不気味ですね。

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今日は取材に出かけたいですね。
そんな気分です。
でも、猛暑が続くようなら考えます。
水泳に変更するかもしれません。

そんなことをブログに書く必要もありませんね。
まあ、いいか。

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はねだした梅を売りだす小あきない  あきオジ

やき餅を名物にした茶屋見ゆる  あきオジ

(名物というのは名物に仕立てあげられたものなのですね。名物になってから名物として落ち着く。)

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朧おぼろふめば水也まよひ道  一茶

天に雲雀人間海にあそぶ日ぞ  一茶

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フェルメール窓を抜ける光あり  あきオジ

2012-08-23 06:07:55 | 日記
神代植物公園の球根ベコニアです。

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山の中鉄鉢たたいて見たりして  山頭火

大地に寝て鶏の声の親しや  山頭火

(山頭火を扱った評伝があれこれでていますが編者によって取りあげる句が大きく違うのですね。
それだけ普遍性を抽出することが難しい表現形式なのでしょうかね。
芸術(そう言いながらどんな定義があるのかわかりませんが)を目指している人は大変ですね。)

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評価はあるようです。そんなことだから、あれこれ振り回されず、淡々と自分が取りあげた句を大切にする。
それだけにしているのですが、けっこうそれで間に合っています。俳人との付き合いはまったくありませんから議論することもありませんしね。
俳句を真ん中において議論する人も言うのでしょうね。
想像しただけで気恥ずかしくなります。

今の時代ブログで公開することなら平気なのですね。
距離が測れないからでしょうかね。

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窓抜けて無差別轟音海にゆき  あきオジ

横着はテレビで涼とるわざをもち  あきオジ

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