あきオジの風景

写真、そして、俳句(もどき)
毎日更新しています。

コスモスが何も残さず散る日なり  あきオジ

2010-11-20 18:34:52 | 日記
現代作家で取りあげたことがあるのは金子兜太
そして角川春樹ですかね。
少しずつ増やしていきたいですね。
でも、まだまだ、そのようなことを考える段階ではなさそうです。

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わが死後の空にこゑある天の川  角川春樹

炎天の誰にも逢はず帰りけり  角川春樹

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南天の実がこぼれおつ朝になり  あきオジ

2010-11-20 07:24:43 | 日記
塩山の町で見つけた風景です。
さびれた町ですが、写真を撮るにはいい風景ですね。

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故郷の人と話したのも夢か  山頭火

伸ばした足にふれた隣の人は四国の人  山頭火

(このような旅の感想が語れる生活も魅力的ですね。できそうもないから、してみたい。憧れる。その中途半端感覚、嫌いじゃありません。)

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毎日寒さが気になります。
でも、紅葉を楽しみに出かけたいですね。

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山門の額雨にぬれ秋深し  あきオジ

2010-11-20 07:05:09 | 日記
恵林寺山門の額ですね。
このような額を取材して回るのも面白そうですね。
江ノ電マニアが溢れているのでどうしようかと思っているのですが
山門だけを追いかけ
額を写真に撮るのも面白い
でも、そのような趣味を持っている人は大くなさそうだし・・・。
まだまだ、自分がよければ、そうは思えないのです。

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枯枝に鴉のとまりたる秋の暮 芭蕉

(いかにも芭蕉らしい。そんな感想がありますね。この句からあれこれ引きだして心境の高さなどを言う人もいますが、それほどの思いを感じる段階ではありませんね。
まだまだ、秋の風景であり、懐かしい風景である。いかにも芭蕉らしい表現であるという思いですね。芭蕉のばあい、一人ではなく、いつも隣に人がいる。そんなことを感じるのです。だから、芸術家だということなのでしょうかね。)

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自分が自分を楽しむ。


花飾り冬を迎える人があり  あきオジ

2010-11-19 20:06:13 | 日記
渓流に沿った道で見つけた茶店の花飾です。
日本人は本当に花が好きだし
飾り方さえも楽しんでいる。
そんなことを思います。

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浅ましや熟柿(じゅくし)をしやぶる体たらく  一茶

(一茶は54歳でこの句を作っている。相当にひどかったのでしょう。でも、これも一茶)

井戸にさえ錠をかかりし寒さ哉  一茶

(都市生活者の警戒性は江戸時代も同じだったのですね。)

角曲がる人影消えて秋の闇  あきオジ

2010-11-19 07:28:26 | 日記
ことしも暮れる火吹竹ふく  山頭火

(この「しみじみ」感がいいですね。このような風景を想像できるのは、どれくらいの年代まででしょうかね。)

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時間を考えたり、ふと過ぎた日々を思う瞬間ってありますね。それもいつも同じ状況であったりして、それが心を複雑にしていることなのですね。自分のことは自分でも分からないですね。自分が自分を知るための知的能力など僅かなものですね。多くは記憶の闇の中に無差別に押し込められているから、突然、はみ出して飛び出してくる。とくに、年をとると堅い扉もがたがきているので飛び出すのでしょうね。でも、最近は、「楽しい思い出が多くなりました。」ね。

蔦覆い人の気配もなかりけり  あきオジ

2010-11-19 07:16:16 | 日記
死のまえの木の葉そよぐなり  山頭火

月からひらり柿の葉  山頭火

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繰り返し山頭火の句を読んでいると、なんとなく山頭火が身近になってきます。全部まるごと興味を持てるようになりますね。
ありがたいことです。山頭火、そして一茶、短歌では方代さんが隣に座る人になりました。まだ、会話はありませんが、隣にいることに違和感がなくなってきました。こうして老後の友達ができていくような気がします。

そう思うと「一人の世界」も不安が薄らぎました。

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紅葉葉が落ちて人世にしがみつく  あきオジ

2010-11-19 07:10:28 | 日記
村々の寝ごころ更けぬ落し水  あきオジ

(「寝ごころ」とは、眠り心地のことなのでしょう。静けさと安心感が伝わりますね。)

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段々、一日一点 「写真」+「俳句」に近づいてきましたが
まだまだ、表現したいことがいっぱいで、厳選するところまでいきません。
新しい年になったら、それを始めたいですね。

でも、私はおしゃべりだし
表現したいことがいっぱいあるから
無理かな?

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衆雨なりばたばた開く傘の音   あきオジ 

2010-11-18 18:53:18 | 日記
秋かぜのうごかして行く案山子哉  蕪村

(こんな風景、どこかに残っているのでしょうか。それはそれで楽しいことですね。)

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私の暮らしている周辺は東京都はいえ、「昔風」が残っていますし、山の竹下通りともいうばき高尾山も近くです。来年は周辺を歩きましょう。何か発見できるかもしれません。