
スノードロップ 2/15京都植物園

映画レビューはけっこう評価高かったけれど、まあそれなりにってとこ。
コミックやTVドラマ放映もあったがぜんぜん知らなかった。
コミックで読むほうがうんと面白そうな気がする。
小林薫がマスターの夜から朝まで開いている深夜食堂。
誰かが置き忘れていった骨壺を軸に、次から次へ訪れる人たちのオムニバスドラマになっている。
グッと泣かせるような場面もなく、猥雑に淡々とお話が進み、何とはなしの可笑しみととぼけた感じが笑えた。
2話目の行き倒れのように店に転がり込んできた多部未華子の話がよかった。
あとの、東日本大震災の被災者の筒井道隆のや、高岡早紀の話は…
田中裕子の骨壺の主に至っては、唐突すぎるというか突飛すぎるというか、リアリティがない。
老舗料亭女将役の余貴美子はいいねぇ。何役でもハマっている。