平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い631  北方4島は、まだ、日露間の戦争の最中、安倍・プーチン会談の行方は???  

2016-12-12 11:13:22 | 日記
   平和への希い631  戦後71年  
  北方4島は、まだ、日露間の戦争の最中、安倍・プーチン会談の行方は???  2016.12.12.
北方領土問題は、江戸幕府と帝政ロシア間で樺太領有を巡って揉めていたが決着つかなかった。
日露戦争後に、樺太の緯度50度以南(千島列島の北方4島含む)は日本領有となった。
1941年(昭和16年)4月13日、ソ連がドイツ進攻の危機に直面、日本は米英などとの開戦必至の
状況下で、「日ソ中立条約」を締結、互いの「不可侵」と、互いが攻撃されたら相手国と一緒になって
攻撃しない、いわゆる、「中立」の立場にいましょう、とい条約でした。

1945年(昭和20年)2月4日、ヤルタ会談で、ソ連が対日戦争参加することが密約される。
1945年(昭和20年)8月8日、ソ連は日ソ中立条約を一方的に破棄、対日宣戦布告、満州・樺太・
千島列島などを次々に制圧。

1945年(昭和20年)8月15日、日本はポツダム宣言を受諾、無条件降伏。終戦。
戦勝国として、ソ連は、北海道以北の分割統治を目論んだが、主戦国アメリカが日本を統治することで
決着。樺太はソ連統治が決まったが、北方4島などは、あいまいのままソ連が統治。

1945年(昭和20年)9月2日、米戦艦ミズーリ上で、日本は連合国に対し降伏の調印を行ったが、
ソ連だけは調印に応じていない。まだ日露(ソ連の後継ロシア)間では和平は成立していないのです。
北方4島は、まだ、日露間の戦争の最中にあるということです


米ではトランプ政権が誕生、大衆迎合主義(ポピュリズム)の台頭、中東などの泥沼紛争等々、国際情勢
は予断を許さない状況下、集団的自衛権を含む安保法を成立させ、日米同盟を強固にした安倍政権を、
プーチン大統領は「ロシアの国益」を守るためにどのように「翻弄」するのか目に見えてるようで、
国民の一人として辛くて悲しい。

いずれにしても、武力行使で「取った取られた」の繰り返しだけは止めて欲しい。
今年、ウォーキング中に出会ったお気に入りの花、再登場。

12月12日「今日は何の日カレンダー」より
▲イタリアのマルコーニが米英間の無線通信に成功(1901)
▲孫文が「建国大綱」発表(1923)▲張学良ら西北軍が蒋介石を監禁。西安事件(1936)
▲米国カリフォルニアに初の「モーテル」がオープン(1925)▲児童福祉法が公布(1947)
▲旧軍人による池田隼人首相ら政府要人暗殺計画が発覚し、13人が逮捕される(三無事件)(1961)
▲国鉄、リニアモーターカーが実験センターで時速504Kmを達成(1979)