平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い626  いろいろな和解???  

2016-12-07 09:04:49 | 日記
    平和への希い626  戦後71年  
   いろいろな和解???  2016.12.7.
今月末、安倍首相が真珠湾を訪問することに対して、米大統領報道官は
「平和と和解を追求する意義を強調するものとなる」と発言。

日米安全保障条約は、「和解」の上にたっての条約では無く、対中・露戦略というアメリカの「国益」の
ために、日本を防波堤と考える戦略的条約だったんだなあ、と改めて思い知った。

今年、米大統領として、オバマ大統領が初めて広島を訪問、そして、安倍首相が首相として初めて真珠湾
訪問。
「謝罪する・しない」の論議もかしましくなりそうですが、安倍首相は明確に「謝罪」すべきでしょう。
事情はいろいろあったけれど、宣戦布告無しに、奇襲という卑劣な方法で「先に拳を挙げた」ことは、
「言い訳のしようがない」愚挙であり、殺人行為という犯罪であり、罪を犯したのだから謝罪するのは、
当然です。

「リメンバー パールハーバー」でアメリカ国内が一致団結、原爆投下まで「絶対許せない日本」であった
と思う。原爆投下について、「オバマ大統領が謝罪する・しない」の論議があった。確かに沢山の人命を奪っ
たけれど、原爆以上に日本各地の大空襲でも無辜の市民を巻き込んだ人命奪取があった。
戦争終結のための「正当防衛」であり、国民感情としては、「許せない」と思う一面もあるが、無謀な戦争を
起こした「政府」としては「謝罪」を求める権利は無い。
戦争に関わったすべての国民に謝罪すべきは、日本政府です。
今年、51年掛かって内戦終結にむけての和解があったコロンビア。
1965年の今日、12月7日、911年振りに、キリスト教2大勢力(ローマ法王庁と東方教会)が和解。

平和のために、恩讐を超えて「和解」する勇気を世界のリーダーに持って貰いたいものです。

ウォーキング中に出会った花です。

12月67「今日は何の日カレンダー」より
◆大雪(二十四節気の一つ。雪が激しく降り出す)
▲幕府、神戸港を開港し大阪を開市する(1853)▲東海地方の大地震と大津波で死者998人(1944)
▲池田勇人蔵相「貧乏人は麦を食え」と発言(1950)▲吉田内閣総辞職(1954)
▲長崎市とアメリカ・ミネソタ州のセントポール市がわが国初の姉妹都市に(1955)
▲長嶋茂雄(立教大)、巨人に入団決定(1957)▲東京タワー公開(1958)
▲ローマ教王パウルス6世と東方教会総主教アテナゴラスが911年ぶりに和解(1965)
▲1961年からスタートしたアメリカのアポロ計画、17号を最後に幕(1972)
▲長崎市の本島市長、天皇には戦争責任がある、と発言し論争となる(1988)