平和への希い


 
  積極的平和主義とは、世界のすべての国が、日本
  の平和憲法を掲げる努力をすることです。

平和への希い933 スペインでも憲法改正問題

2017-10-10 10:02:55 | 日記
     平和への希い933 戦後73年  
   スペインでも憲法改正問題 2017.10.10.
9日の日経新聞報道によると、スペインのカタルーニャ州での独立運動が激しくなっているようです。
1日のカタルーニャ州住民投票は、42%の投票率のため成立しなかった(50%以上で成立)が、独立賛成
への投票は90%だった。スペイン政府の影響下にある訳ではないが、憲法裁判所は、独立宣言のために開かれ
る予定だった州議会を差し止めた。

独立派は、再度合法的な住民投票を実施したいが、現憲法第2条は、「国家の永続的な統一」と記されている
ことが、憲法裁判所の判断のように、カタルーニャ州の独立運動に対する高いハードルなのです。

この憲法改正には、日本同様、国会の賛成及び総選挙など多くの関門が待ち受けているのです。
カタルーニャ州の独立運動問題には、歴史的な「怨念」と、州政府と中央政府の党利党略が絡んで複雑らしい。
歴史問題としては、
スペインは、1939年から1975年までフランコ独裁政権が中央集権体制を志向、カタルーニャ分離派を
弾圧。民主化後、保守系の現与党は「弾圧」という負の歴史に向き合おうとしないで謝罪せず、独立運動が
その反動として起きているとの見方があるようです。
党利党略問題としては、
独立運動を率いる州首相が属する政党が起こした汚職。汚職問題から目を逸らそうと独立運動を盛り上げたと
いう観測が出回っているらしい。住民投票が50%にならなかった原因の一つか?
一方、政権与党は、支持層の保守派層に選挙で見放されないために、独立派に譲歩できない。ラホイ首相は、
対話拒否を表明せざるをえない。

なんだか、モリカケ隠し解散、党利党略解散、憲法9条改正問題・・・。
洋の東西を問わず、「人間の業(ごう)」は変わらないということか。

絶対言えることは、「対話」で解決しない限り、本当の解決にはならないし、泥沼の武力闘争・戦争のワナに
ハマってしまうだけです。

ウォーキング中に出会った花です。ガザニアの色違い3枚とへちま。

10月10日、今日は何の日?カレンダーより
◆体育の日(2000年から10月第2月曜日に変更)十三夜、目の愛護デー、釣りの日、盲導犬の日(1972)、
まぐろの日、缶詰の日、トレーナーの日、銭湯の日、LPガス消費者保安デー(毎月)
▲日蓮、佐渡に流される(1271)▲日本銀行開業(1882)▲大阪毎日、大阪朝日両新聞社同時に夕刊を発行(1915)
▲ファイティング原田、世界チャンピオンに(1962)▲慶応、順天堂両病院にアイバンク開設(1963)
▲東京オリンピック大会開催。日本は史上最多の16個の金メダルを獲得(1964)▲金田正一、400勝(1969)
▲テレビ、NHKでついに全放送時間がカラー化(1971)▲東京都葛西臨海水族園オープン(1989)